作品内容
〈あらすじ〉
交易惑星光都での物資調達作戦を成功させ、無事ノルトライン要塞に帰還した善哉。物資不足はひとまず解消したが戦局は相変わらず膠着しており、終わりのない消耗戦が続くばかり。この状況を打破すべく、同盟軍は新型ストライカーの増産などに着手し、再攻勢の準備を進めつつあった。
しかし、敵は帝国軍だけではない。数百年に渡って銀河中を放浪し続けている海賊国家アレニアが、戦火の臭いを嗅ぎつけその矛先を向けてきたのである。
破壊と略奪を国是とするアレニアは、漁夫の利を狙い同盟と帝国の共倒れを画策する。そしてその魔手は善哉の身にも迫り……
不意を突かれ海賊軍の虜囚となった善哉に、海賊提督シェチェンは自身への恭順を迫る。孤立無援、絶体絶命の危機を前に、善哉の孤独な戦いが始まった。
〈著者からの一言〉
とうとう出ました、女難戦記Σ第三巻!無印から数えて八冊めと、作者の予想を超えた長期シリーズになりつつあります。
本作がここまで来られたのも、すべては読者の皆さまの応援のお陰。どれほど感謝しても足りません。願わくば今後とも末永くご贔屓いただけましたら幸いです。
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