作者: 沖田正午
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勘当された若侍・白九郎と、その若侍となら話ができる犬の牙黒が繰り広げるユーモア時代小説の第3弾。柳原の土手に埋蔵金が埋まっていた!?慶長大判を咥えた野犬を目撃したことから、幕府の川舟改役に旗本、やくざ者がお宝探しに血眼になる。が、あたりは野犬の縄張となっていて、おいそれと近寄れない。旗本と川舟改役の役人は邪魔な犬を始末しようと毒饅頭をバラ撒いた。仲間の野犬を殺された白九郎と牙黒が、悪党どもに鉄槌を下す。 + 続きを読む
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