作者: 木村忠啓
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重田貞一(のちの十返舎一九)と岡っ引の岩徳は、辻斬りを目撃する。斬られたのは神田で評判の蕎麦屋《しなの屋》の主人・伝兵衛であった。斬った者はおどろおどろしい狐面を被っており、事件の怪奇性から、この件は江戸っ子の間で大評判となる。伝兵衛に金を借りていた源太夫や、源太夫と逢い引きしていたと噂される伝兵衛の妻などに疑いがかかるが――。人を殺すほどの事件に複数接し、戯作者として立つための「人の心の機微がわかる」素養を身にまとうことができるのか。好評シリーズ最終巻! + 続きを読む
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