作品内容
児童心理2018年10月号
特集 うまく話せない子
人とのかかわりの中で育つ「言葉の力」――うまく話せない子の問題をめぐって 園田雅代
プレゼンテーションの力が求められる時代に 難波功士
じっくり聞いてくれる人が大切なのに――手抜きになってしまう子育ての今 寺見陽子
忙しすぎる先生たち――それぞれの子どもと個別にかかわる時間を探せない 相馬誠一
メールで、ラインでつながる友だち関係――絵文字やスタンプの役割 加藤尚吾
◆気持ちを言葉にできない子ども
丁寧に話を聞いてくれる人がいなかった子 村久保雅孝
人に安心感を持てない子 金原洋治
すぐ手がでてしまう子 西野泰代
◆子どもの気持ちを受け止める土壌づくり
子ども一人ひとりのありのままを受け止める教師 城ヶ崎滋雄
子どもの気持ちに丁寧につきあう家庭 瀧口 綾
「聞きたくなる・話したくなる」クラス風土をどうつくるか 溝越勇太
◆話す力を育てる時間
国語科の授業で育てる「話す力」 遠藤真司
話合い活動 大久保利詔
朝の会、帰りの会で話す力をつける 桔梗友行
◆「あがり」・吃音・緘黙の専門家による治療と援助
「あがり」とその心理 笹川智子
吃音の理解と支援――症状と原因、周囲の配慮や専門家・支援者の関わり 小林宏明
吃音の先に広がる様々な風景――当事者への取材から 近藤雄生
選択性緘黙のメカニズムとその援助 高嶋雄介
言語聴覚士のいる現場から――言葉に課題を抱える子への関わり 原 由紀
【連載】
子どもの性被害と性加害 最終回
性暴力からの回復と予防に向けて 野坂祐子
学校外の子どもの今
〈人形劇で育つ4〉
人形劇のふしぎと力 岡本和彦
窓 石川直樹
教室のスケッチ 中野真悟
今月の本棚
『ソーシャルシンキング』/評者・明翫光宜
『子どもが育つということ』/評者・田中千穂子
編集後記 深谷和子
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