作者: 牧村僚
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逞しくなった息子の体に聳える青い肉柱のため、 どれだけ美沙緒は懊悩したことか。 康彦の目が自分以外の女にも向くのを知った時、 激しい嫉妬と淫情が三十二歳の体内を走った。 康彦の女になろう。思いきり抱かれよう……。 決断した今、母は朱唇を愛息の一物に這わせ始めた。 + 続きを読む
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