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近世日本国民史 西南の役(四) 西南役出師篇

近世日本国民史 西南の役(四) 西南役出師篇

作者: 徳富蘇峰 / 平泉澄

価格 550(税込)
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作品内容

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今般政府へ尋問の筋これ有り!、明治十年二月、西郷は刺客事件を名分として遂に立った。自ら手を拱して、官兵の来討を待つか、進んで我自ら蹶起するか。弾薬奪掠事件により、矢はすでに弦を離れ、砲丸はすでに砲口を飛び出していた。今更、西郷一人が沈吟、狐疑すべき場ではなかった。が、果たして西郷の本意は、私学校党に擁せられたるか、自らの意思でか。史家の公平なる観察は、騎者が犠牲者ならば、虎もまた犠牲者だったと結論する。(講談社学術文庫) + 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル ビジネス・実用等 > 教育・学問・資格
掲載雑誌
レーベル名 講談社学術文庫
シリーズ 近世日本国民史 関連シリーズ > 近世日本国民史 西南の役(四) 西南役出師篇
電子版発売日 2013/08/07
紙の本発売日 1980/05/10 ( 1980年代 )
ページ数: P363
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