作品内容
『本の雑誌』(本の雑誌社)「新刊めったくたガイド」2006年連載をまとめたもの。小説以外のさまざまな本を紹介。『本屋さんの仕事』、枡野浩一『あるきかたがただしくない』、和田伸一郎『メディアと倫理』、木原善彦『UFOとポストモダン』、柴田元幸『翻訳教室』、小熊英二『日本という国』、飯島洋一『グラウンド・ゼロと現代建築』、佐藤正午『小説の読み書き』、甲斐徹郎『自分のためのエコロジー』、ブルボン小林『ぐっとくる題名』、吉田太一『遺品整理屋は見た!』、芦原妃名子『砂時計』等。
(まえがきより)
2005年、2006年の二年間、『本の雑誌』(本の雑誌社)の「新刊めったくたガイド」に書いた原稿を集めて電書化したのが「米光一成ブックレビュー1」「米光一成ブックレビュー2」だ。
この電子書籍は「米光一成ブックレビュー2」だから、2006年、つまり二年目の原稿をまとめたものだ。
正直なところ、すでに古くなっているので、まとめてもあまり意味がないんじゃないかと思ったが、そうでもない。
小さな本屋に行っても、新刊ではないのでもう置いてない本も多いだろう。だけど電子書籍ということでアマゾンへリンクがはれる。はってある。だから、ほとんどすべての本をアマゾン経由で手に入れることができる。うーむ、なんて便利な時代になったんだ。
この連載中は、日々、読書を続け、すごい数の本を読んでいた。その中からセレクトした本だ。おもしろくない本はいっさい紹介していない。
ぜひ、気になった本があれば読んでみてほしい。
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