作者: 指方恭一郎
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「外国船入港を知らせる信号旗が奪われ、偽狼煙まであげられた」。長崎奉行から特命を受けた伊立重蔵は、現場・小倉藩への潜入を決意する。そんな折、錺(かざり)職人の善六は博多へ、長崎会所を裏で仕切る吉次郎も下関へ旅立つことに……。九州各国を股に掛け、これまで以上のスケールでおくる書き下ろし時代小説シリーズ絶好調の第4弾。 + 続きを読む
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