作者: 浅見侑 / 宮乃崎桜子
※WebIDからdアカウントへ移行すると、dポイントをためる・つかうことができます。詳しくは こちら
寛弘5年(1008)初夏。「殿、私を離別してくれ──」。〈神の子〉宮からの突然の申し出に、身分違いの夫・源義明(みなもとのよしあきら)の憂鬱は続いていた。若き貴公子・頼通は宮への想いを募らせ、脩子内親王(しゅうしないしんのう)は無心に宮を慕っている。都では、女たちを誘う怪しげな呪術の噂が立つ。確かめようと誘いに乗った宮を待ち受けていたのは、思いがけない罠だった? 消息を絶った宮に、義明は……! + 続きを読む
カートに入れる
現在N巻まで配信中
表示切替 :