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劉向・劉歆校書事業における重修の痕跡(上):『山海経』と「山海経序録」の事例から

劉向・劉歆校書事業における重修の痕跡(上):『山海経』と「山海経序録」の事例から

作者: 秋山陽一郎

価格 330(税込)
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作品内容

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この論文は、前漢末の劉歆が校定した『山海経』と、その篇目および解題である「山海経序録」を通して、劉向・劉歆父子(二劉)が校定した書物が、時に重修(増訂)されていたことを論証します。二劉校書本の重修(増訂)は従来なかった考え方ですが、彼ら父子の校書事業は約半世紀もの長期にわたり、その間、新たに獲得された異本の内容を反映させる必要がありました。細かい論点は以下の通り。 ?劉歆「山海経序録」は偽作か否か。 ?『漢書』芸文志の「十三篇」と、「山海経序録」の「一十八篇」という『山海経』の篇数の食い違いはいかにして起こったか。 ?「山海経目」の小注にある「此『海内経』及『大荒経』皆逸在外」の「外」が指すものは何か。 ?「山海経序録」中の「所校『山海経』凡三十二篇」の具体的な内容はどういうものか。 ?十八篇本はいかにして世に出たか。 またこの論文中では、劉向による初校本が、副本を下賜された班斿の家蔵本を通して、拡散流布していったことも併せて論じています。 本書は『中國古代史論叢』八集(立命館東洋史學會 2015 年7 月1 日発行)所収の論文を、志学社論文叢書の一冊として電子書籍で単行したものです。論文の体裁・内容については、原則として刊行当時そのままになっております。 志学社論文叢書は、入手の難しい論文を電子出版の形でアクセス・入手しやすくなることを目的として刊行したものです。 + 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル ビジネス・実用等 > 教育・学問・資格
掲載雑誌
レーベル名 志学社論文叢書
シリーズ 中国史編 関連シリーズ > 劉向・劉歆校書事業における重修の痕跡(上)
電子版発売日 2023/02/10
紙の本発売日 2018/11/15 ( 2010年代 )
ページ数: P46
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現在N巻まで配信中

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