作品内容
北歴1951年、若くして大学教授になった言語学の天才テスタ・リールベールは、寄宿学校時代の先輩であるアレックス・ロッサ軍曹の依頼で連合軍暗号解読所に出向き、連合軍を苦しめる「ある暗号」の解読を頼まれる。
それは人間同士が繰り広げた世界大戦の後、人類に宣戦布告をしてきた未知の生物【人狼】たちが交信で使う暗号『人狼暗号(ルガーコード)』だった。
そんな中、欧州の小国・アルデンヌの軍隊が人狼の少女を生け捕りにしたという情報が入る。テスタ教授とロッサ軍曹は暗号解読の手掛かりを得るため、この少女の引き渡し交渉に向かった…。
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