作品内容
※本書は、日経コンピュータ誌の特集記事「被害最小化の切り札」(2014年7月10日号)を
スマートフォンでも読みやすく再構成した電子書籍です。
専門記者によるレポートが手ごろな価格で手に入ります。
やむことのないサイバー攻撃。高価なセキュリティ製品を導入しても攻撃を防ぎ切れないのが現状です。
被害を最小限にするという視点が欠かせません。
記者が注目しているのは、企業の中のセキュリティ担当者の位置づけです。
個人的な活動であることが多く、「個人担当者では対応に遅れ、被害を拡大させてしまう」と主張しています。
そこで先進企業が取り組んでいるのは、経営公認のセキュリティ組織を作ることです。
その組織を「CSIRT(シーサート)」と言います。
本書では、実際にCSIRTを構築した企業内の担当者を丹念に取材し、
「どうやって構築したのか」「どのように運用しているのか」「どんな組織体制なのか」を、まとめています。
そこが一番の読みどころです。
セキュリティにかかわるエンジニアだけでなく、企業の幹部に読んでほしい1冊です。
+ 続きを読む