作品内容
あのくぼみの中に、一体、ミルクがどれだけ入るものなのか、並木には見当がつかなかった。ネコは、太腿の間にうずくまるようにして、ミルクを舐めた。ネコやイヌに女陰を舐めさせるという話はよく聞くが、そういうところを実際に見たのは初めてだった。アケミは呻き声をもらし始めた。呻きながら少しずつミルクをつぎたしている。ミルクがあふれて、会陰から肛門のほうにしたたり落ちるのを見て、並木は精液を連想した。ネコの舌は、ザラザラしていて、イヌの場合よりも快感が強いという話を、並木は思い出した。ネコは会陰から肛門のほうまで舐めた。アケミは、かぼそい悲鳴に似た声をあげ、腰を波打たせた。
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