BL好きにとって2/14はバレンタインよりも「ふんどしの日」!
今回はプリップリの桃尻から汁だく媚尻、果ては引き締まった男らしいマッチョ尻までのあらゆる『雄尻』を堪能できる8作品をご紹介。光あるところに影があり、陰があるところ必ず陽がある。最強の矛があれば鉄壁を誇る盾があり、男子の逸物がそそり立つ一方にはこれを受け止める尊いお尻が必ず存在する――これこそ世の真理なのです!人類の夢と希望が詰まった谷間をキリリと締めるフンドシを始めとした、お尻を彩るフェチ描写にもこだわりましたぜ!
- 弾ける男の誇りと肉体! 負けられない闘いが…尻にある!?
- 君と出会うため生まれてきた。フンドシ美少年が秘めた生命の神秘
- 江戸っ子の お尻(いど)を締める 六尺褌! 粋にあだめく桃尻息子♡
- 祭り太鼓の恋囃子に魅せられて。心の迷いはフンドシの緩み!?
- 知ったら最後の魔の柔尻…揉むか挿れるか、それが問題だ。
- 男の色気は装いにあり!? 抱かれて纏う職人の艶技
- リモート飲みの危険な罠!? 画面越しでも貴方が欲しい……!
- ハミ出ししっぽ is 男の浪漫♡ 幼馴染みから一歩先へと進みたい!
プラウ・ヤンギンダ8部族の王座を争う『王蛇合戦』の火蓋が切って落とされた!8人の男たちの勝敗を決するのは力――ではなく、相手を先に射精させたほうが勝ちぃ!?
ヤンギンダ諸島は『お尻を見せること』が礼儀正しさであり男らしさのアピールであり、相手に最大の敬意を表す礼儀となる文化圏。ブッ飛んでいるようで実は作り込まれた世界観の奥深さと、美形キャラ達が織りなすツッコミ不在のノリが健康に良すぎます。美野郎どもがくんずほぐれつで闘う試合とはすなわち、相手の絶頂を促す秘技のぶつけ合いなわけで……詳細は本編のお楽しみですがとにかく言わせてほしい。ここが天国か!池先生の超絶画力、いい意味で無駄遣いされまくりなのでは…?
男たちの熱い闘いとプリティ尻とイチャラブを浴びまくった後は、アナタもお尻を出して最敬礼したくなっちゃうかも!?
密林の奥深くを訪れた米国人植物学者・ジャックは、村外れの泉で出会った現地の美少年に誘惑され交わってしまいます。フンドシ褐色美少年が出会って秒で淫らな痴態を魅せてくれる超ご褒美展開に度肝を抜かれますが、これには深~い事情があったのです。
この少年は、両性具有の身体を持つ神秘的な森の巫女・アウラ。はるか昔に神と契りを結んだ男巫女・エステルからのしきたりに従い祈りを捧げる日々を送っているものの、彼へ向けられる人々の視線は崇敬とはかけ離れたものでした。
古代と現代では考え方が変わるのも仕方ないこととはいえ、健気なラウラへのあんまりな扱いにはこっちまで悲しくなってしまうほど。そんな辛苦に寄り添うジャックと惹かれ合うようになるラブ展開がこれまた甘酸っぱくて、カラダから始まった純愛のもどかしさに悶えること請け合いなのです。あぁ~ラウラたんかわよすぎんじゃあ~!
第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。圧倒的な画力と緻密な時代考証で江戸の粋な男同士の『まぐわい』と暮らしを描いた名作としてご存知の方も多いでしょうが、『雄尻』の特集となればどうしたってこちらを挙げずにはいられません。
江戸一の艶男・卍(まんじ)に溺愛される百(もも)の『お尻(いど)』曲線のまろやかさときたら、まさに『桃』尻という言葉をそのまま形にしたかのような、神の造形そのものの美しさ。卍兄貴の紋々(もんもん=彫物)を背負う引き締まった小尻も必見なのですが!やはり最注目したいのは、なんと言っても『褌』という日本が誇る素晴らしき文化でございましょう。
本編であますことなく堪能できる様々な野郎どもの褌装備もさることながら、3巻末には褌の種類や締め方についてのとっても詳しい解説Pがあって、さわ先生……もはやコミックスが実質無料じゃないですかあなたが神ですか……!!
子どもの頃の触りあいから始まった肉体関係をずっと続けている芳晴と波太。村に滞在中の経営者あまのと、その面倒を見る生真面目な郵便局員の八潮。祭り間近の小さな村で揺れ動く2組のカップルの心情が、エモみたっぷりに描きあげられた物語です。
すれ違い嫉妬したりもするけれど、素直にカラダと気持ちをぶつけ合える芳晴たち幼なじみの爽やかさもさることながら、並行してじっくり噛み締めたいのは『面倒くさい大人』なあまのと八潮のこじらせ愛。ぱっと見優男なあまの氏が受けかと思えば、バツイチおじさんな八潮がまさかのえろえろ受けとはっ。これだから赤星先生は信頼できる!
互いに気持ちを言い出せないまま迎えた祭り当日、あまのは八潮に手伝ってもらってフンドシをしっかり締めたはずなのですが……待ってましたのラッキースケベ展開は必見ですよぉ!
スランプ中の作家の壮が旅先で出会ったのは、(自称)精霊リャナンシーだとのたまうエキゾチックな青年・キラン。詩や物語を愛する彼は料理上手で理想的なむっちりお尻の持ち主♡魔性のもち尻に触るたびに小説のネタを次々と思いつく壮ですが、その代償は壮自身の生命力かもしれないからさあ大変!
文学を心から愛する作家と本好きカプらしく、どスケベ本番中に官能小説さながらの淫語と耽美ワードが飛び交うので実質文芸作品と言っても過言ではないはず(揺るぎない瞳)。
創作欲と愛情と作家としてのプライドのはざまで苦悩する壮の運命を見守りつつも、褐色肌のハニーフェイス&柔らかあごヒゲ受、ランジェリー着けたままのHといったフェチ系シチュが刺さるクラスタさんに是非とも推したい1冊です。
男の色気は装いにあり!? 抱かれて纏う職人の艶技
幼なじみのテーラー職人・蛍の才能に憧れる生真面目な靴職人・仁。蛍の作るスーツのような華やかさをデザインに取り入れたい一心で彼に指導を頼んだところ、「色気を引き出してやる」と押し倒されてしまいます。
普通の下着より落ち着くからと身に着けているフンドシ越しに弄られ焦らされて、カラダの隅々までくまなく採寸されいただかれてしまうことに。その甲斐あってか、セックスを重ねた蛍のカラダの線をイメージすることで仁の靴のデザインは進化を始めるのですが、まだ彼は行為を『修行のための訓練』と思っている模様。やがて自分の靴を「まるで蛍の色気を流し込んだよう」と言われた時、初めて自分の気持ちに気づくって……ずーっと憧れてたんでしょこのニブチンがー!ありがとうございます幼なじみカプしか勝たん!
クールなスパダリを装いつつも、実はかなり前のめりだった蛍の心境を想像しながら読み返すと二度楽しめちゃう作品なのです。
初めて参加した職場リモート飲み会の終了後、接続を切るのを忘れたまま後ろで自慰に耽る小田の姿に見入ってしまった後輩の黒石。そりゃまあ、穴あきパンツを身に着けディルドを難なく飲み込む想い人の痴態なんてガン見するに決まってますけど!?
オンラインのままだったことに気付いてしまった小田さんのメンタルがさすがにキツイのでは……とハラハラしたのもつかの間。何を思ったか、堂々と「俺も一緒にシコりました!」と白状する黒石の謎の疾走感が凄いな!?
こちら、テンパるお尻と突っ張る巨根の胸キュンなラブコメ+体毛がっつり目な濃厚エロを合法的に摂取できるヤバいブツでございますぜ。『攻めの腰がぶつかって潰れる受けの柔らかお尻』からしか得られない栄養って、やっぱりあると思うんだ……☆
月に一度うさぎの耳とシッポが生えてしまう特殊体質を持つ幼なじみ・兎田雷ことうーたんを、密かに恋するメガネ男子の八方田史(ふみ)。ガタイが良くてカッコいいうーたんのふわふわのうさシッポは、パンツからはみ出してしまうのです。これは事件ですよ!
ずり下げた下着から半ばお尻が見えてしまっているのに、無防備にふみの部屋へ上がりこんですやすや安眠してるなんて……それなんてご褒美 or 拷問なのぉ?普段の好青年姿とのギャップ萌えが凄すぎて、幼い頃から一緒だったふみがうーたん強火担になるのも無理ない話なのです。
天然無防備わがままボディなうーたんが気持ちを自覚してからの、潔くて包容力に溢れる気持ちの良い男っぷりも要チェック。心身揃ってキュートでカッコいいうーたんに癒やされまくったふみと一緒に、さらにドハマリしてしまいそう!?