外資系の一流企業で部長を務めるファルネイル＝ヴィンセント。会社では社員から尊敬されている彼ですが、実はオネエバーで働いている隠れオネエです。そんな彼が、アメリカから来た取引先の営業責任者ジョージと、後輩ダントから猛アプローチを受け…！
ガチムチでケモノでスーツに眼鏡を掛けた姫を巡る三角関係。「恋愛ごとに疎いイケメン」という、なるべくして姫になったヴィンセント。初心な乙女（ヴィンセント）が、顔を赤らめながらコスプレをしたり、デートではしゃいだり。「少女漫画のときめきを堪能できる」という意味では、これも王道ですよね、王道！ネットの原稿を見てながべ先生をスカウトしてくれた、掲載誌OPERAに感謝したくなる名作です。
眼鏡原理主義の方、姫は2本の眼鏡を使い分けてるので要チェック！

山田寅雄（やまだとらお）は恋人の死を追って自殺をするが、冷凍保存され250年後の未来で目覚めてしまう。恋人を参考にして作られたアンドロイド「ヒカル」は、恋人の3割減という残念な出来だが、いつしか寅雄はヒカルに魅かれ始め…。
アンドロイド×人間という近未来BL。最初は元彼に似たアンドロイドを受け入れられない寅雄も、一途で健気なヒカルの様子に徐々にほだされていきます！「健気攻」をマイナー扱いする方もいらっしゃるかもしれませんが、聞いてください！読み進めていくうちに、 いつしか逆に、攻を追うようになる健気な受の姿も…！ 攻め受け共に“健気”な2人の想いがアツイ！そんな美味しい展開、「見逃す」なんて選択肢がある訳ない。（断言）
250年という気が遠くなるような時を経た愛の物語に、ページをめくる手が止まりません。何度も何度も読み返したくなる再読性の高い一冊です！

高校生の杜若閃（かきつばたさき）は、学校に向かう途中に1学年上の先輩・藤波煌（ふじなみこう）と知り合う。煌は閃に、1年前に亡くなってしまった恋人「三角先輩」の面影を見る。一緒に過ごし、少しずつ近づいていく2人だったが、ある時、三角先輩の日記を閃が手に入れて…。
痛い、苦しい、やるせない。人を想うことのもどかしさと切なさを追体験でき、それぞれの思いがビシビシ伝わる作品です。
黒髪イケメンの受と可愛い系の攻が、学ランを着てるだけでもご飯が美味しいのに。鎌倉が舞台で、江の島デートまでしちゃうんです！極めつけは海岸でのキスシーン。もうね、「反則！」って言いたくなるくらい、胸が震えます。何度も読み返したくなること間違いなしです！びっけ先生、お米が何合あっても足りないほどの萌えの提供ありがとうございます…！

超草食系の見た目である高校生・目白学だが、実はエロ雑誌でライターのバイトをしている。ある日、同級生に絡まれていた所を、イケメンの下級生・山隈武文（やまぐまたけふみ）に助けられた。モテるのに恋愛ごとには疎い山隈だったが…。
年下の攻と眼鏡の受、高校生の甘くてほろ苦い初恋。2人の関係は体から始まり、快楽に溺れていく姿に萌えます！言葉にできない関係にはやがてヒビが入りますが、その分、後に控えるご褒美がより一層美味しくなるのもお約束ですよね！クールな攻が受に萌えまくっていたり、受が顔を赤らめたりと、表情豊かな2人がひたすら可愛い。そしてベッドシーンでも、途中まで眼鏡を外さない受のポイントの高さったら…。
学園ものが好きな方、一緒にたぎりましょう…！そして学園ものにあまり関心がなかった方、甘酸っぱい沼へようこそ♥

表題作「タッチ・ミー・アゲイン」。7年前、たった1度だけ関係を持った遠田と押切。2人はお互いにあの日のことを忘れられずに、親友として過ごしていたが…。
体から始まった2人がすれ違う王道展開。じっれったい恋は好きですか？…嫌いな人なんていないですよね！詩的で美しいモノローグに胸をギュッとつかまれ、「殴るよりもっとひどいことがしたいんだおまえに」というセリフにキュンキュンします。初手から短編だとは思えない濃厚さでグイグイ来ます！
可愛い攻めがノンケを襲ったり、変態オネエが短髪ノンケを食ったり。そんな中に「スターズ★スピカ★スペクトル」の様な、泣ける話がさらっと混じって良い意味でカオス。6つの愛の形にときめきが止まりません…！

大学生の名塚（なつか）は、高校からの親友である白島（はくしま）に4年もの間、片思いをしている。イケメンで頭も良くて運動もできる白島を、名塚は「まぶしくて汚せない」とセフレの瀬野を抱いていた。しかしある時、瀬野と白島が事故にあって入れ替わってしまい…。
愛してるのは心？それとも体？攻が好きすぎてビッチになり、攻めが好きすぎて都合の良いセフレになり…こういう展開だと、攻が酷ければ酷いほど、受の健気さが際立つのが定石。しかし本作は、攻の思いや葛藤も丁寧に描いているので、攻めにも感情移入できちゃう恐ろしい作品なんです。もうね、愛しくてたまりません…！みんな大好き♥
「ジェンダーレス男子に愛されています。」はポップな表紙が印象的ですが、「カッコウの夢」のような繊細なタッチも素敵ですよね！美しい絵柄ではありますが、Hシーンもしっかりたっぷり。思いが通じ合った後のご褒美Hに萌える方、上下巻一気読みがおススメです！気持ちが通じ合った後のご褒美Hは、特に萌えます…！

ゲームの専門学校で出会った要と三咲。三咲は要の才能に嫉妬していたが、要は三咲に思いを寄せていた。5年ぶりに再会した三咲と要は…。
ノンケに断られるのが怖くて、気持ちの確認をせずに体だけ先につながってしまった攻。そのせいで2人はすれ違ってしまうという王道展開ですが、丁寧に2人の心情が描かれているのでかっていてもドキドキハラハラ…！徐々にほだされていく受に、一喜一憂する攻が可愛くて仕方ありません。
実は本作、眼鏡攻×眼鏡受という神作品でもあります。無意識に「眼鏡越しの輪郭の歪み」をチェックしてしまう方、出番です！そして眼鏡スキーの方、要と三咲が眼鏡を掛けるのは社会人になってから。表紙のみではありません！試し読みでは眼鏡を堪能できませんので要注意！…眼鏡しか勝たん。