ひかりTVブック ひかりTVの電子書籍サービス



勝手に読書伝説Vol.16.5 特集 ゲストインタビュー

勝手に読書伝説Vol.16.5 特集 ゲストインタビュー

プロフィール
鳥海浩輔(とりうみ・こうすけ)
声優/アーツビジョン所属。10月放送スタートのTVアニメ第二期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』に今泉俊輔役で出演。代表作に、『NARUTO -ナルト-』『薄桜鬼』『キングダム』『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%』など、多数の人気作品がある。

私のイチオシ!コミック&ブック・レビュー

『湘南爆走族』はいまでも僕のバイブル
――もっとも古い本に関する思い出を聞かせてください。
鳥海 幼稚園の頃は、家にあった図鑑やヒーロー雑誌の『てれびくん』とかを見ていたと思うんですが、そのあたりは記憶が定かじゃないですね。はっきり覚えているのは、小学生になってから買ってもらった『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)です。風邪か何かで学校を休んでいたときに、よほど暇そうに見えたのか、母親がコミックスの1、2巻を買ってきてくれました。『ドラえもん』はアニメも見ていましたけど、当時はまだアニメに原作があるという認識がなかったので、マンガもあるんだ、と思った記憶があります。かなりの巻数まで揃っていたので、僕が続きを買ってほしいといったんでしょうね。
――ご自分のお小遣いで本を買うようになったのはいつ頃でしたか?
鳥海 小学校高学年くらいからは、自分で『週刊少年ジャンプ』を買っていました。僕は弟がふたりいるんですが、僕が読んで弟たちが読んで、たぶん母親も読んでいたんじゃないかと思います(笑)。当時は学校の友だちもみんな『ジャンプ』を読んでいました。だいたいの場合、上に兄や姉のいるヤツが先にそういうものを読み始めて、学校に持ち込むんですよ。
――当時特に好きだったマンガというと?
鳥海 『キン肉マン』(ゆでたまご)、『キャプテン翼』(高橋陽一)、『ハイスクール! 奇面組』(新沢基栄)…いたって王道ですね。『ドラゴンボール』(鳥山明)はもう少しあとなので、当時はまだ『Dr.スランプ』(鳥山明)が連載していたのかな。このあたりはみんなコミックスも買っていましたね。それで雑誌やコミックスでアニメ化が発表されると、「なるほど、今度はこれがアニメになるのか」と思ったりしていました。
――いま挙げてくださった作品はすべてアニメになっていますが、お気に入りのマンガがアニメ化されたときはアニメもご覧になっていましたか?
鳥海 そうですね。タイミングが合えば見ていました。でも家にいないときに録画するほど真剣に追いかけてはいませんでした。
――『ジャンプ』以外の少年誌、たとえば『週刊少年サンデー』や『週刊少年マガジン』をお友だちと貸し借りするようなことはありましたか。
鳥海 小学生の間は『ジャンプ』だけでした。『サンデー』や『マガジン』を読むようになったのは中学生になってからだと思います。中学時代は『北斗の拳』(武論尊、原哲夫)とか『魁!!男塾』(宮下あきら)とか…なんか『ジャンプ』ばっかりですね(笑)。あ、『らんま1/2』(高橋留美子)は買っていました。あれは『サンデー』だ。でも、もっとも夢中になったのは吉田聡先生の『湘南爆走族』です。小学生のときにお姉さんがいる友だちがコミックスを持っていて、読ませてもらいました。『湘南爆走族』はいまでも僕のバイブルです。
――『少年KING』での連載も追いかけていたのですか?
鳥海 『湘南爆走族』はコミックス派でしたね。当時はまだOVAになっていませんでしたけど、レコードは持っていました。いわゆるイメージアルバムです。イメージソングとか、江口と晃の単車の音とか(笑)、声も入っていました。『湘南爆走族』だけでなく、吉田聡先生のコミックスは全部持っています。最近はまったくマンガ雑誌を読んでいないんですが、吉田先生の『荒くれKNIGHT』と『キングダム』(原泰久)だけはコミックスを買っていて。『湘南爆走族』以来、吉田先生の作品はずっと読み続けているので、30年くらい追いかけていることになりますね。
――それは熱烈ですね。では吉田先生の作品を除くと、高校時代はどういったマンガを読んでいましたか?
鳥海 高校では誰かが朝買ってきたマンガ雑誌が、教室の後ろに学級文庫として積まれていたので(笑)、それを読んでいました。月曜日なら『ジャンプ』、『ヤングマガジン』、『ビッグコミックスピリッツ』という感じで、曜日ごとに増えていくんです。
――コミックスを集めていた作品を教えてください。
鳥海 その頃になるとジャンプ系は弟に任せて自分では買っていなかったんですが、『BE-BOP-HIGHSCHOOL』(きうちかずひろ)とか…。ヤンキーマンガがやたら多かった時代なので、その手の作品はけっこう読んでいました。『ヤングマガジン』なんて大半がヤンキーマンガでしたからね。あとは『ヤングサンデー』でやっていた『冬物語』(原秀則)も買っていました。浪人生の恋愛話なのでちょっと渋いですけど(笑)。
――子どもの頃に読んだ小説で印象的な作品はありますか?
鳥海 小説で好きだったのは『ズッコケ三人組』(那須正幹)です。たぶん小学校の図書室にあって読んだのが最初だと思いますが、なんだかおもしろくて何冊か文庫本を買いました。
――わりと図書室を活用するほうでした?
鳥海 そのときがたまたまだと思います(笑)。それ以降は、中学も高校もマンガばかりで小説は読んでいませんから。高校を卒業してからはそのマンガからも離れていた時期がありましたけど、学生時代はマンガがすごく身近だったんですよね。
――男性でも少女マンガを読んでいたとおっしゃる方がいますが、鳥海さんはいかがですか。
鳥海 家にはありませんでしたが、読んだことはあります。これはすごく覚えているんですけど、高校のときに土曜日になると仲間の家に集まって麻雀をしていた時期がありまして。徹マンっていうヤツですが(笑)、麻雀は4人でしか打てないじゃないですか。でも4人だと疲れるので、だいたい6、7人は集まるんです。それで、自分が抜けているときに「これでも読んでてくれ」といって渡されたのが、なぜか『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)と『星の瞳のシルエット』(柊あおい)で。
――またずいぶんとかけ離れた2作ですね(笑)。
鳥海 チョイスがおかしいですよね。そいつは別にお姉さんがいるわけでもなく、一人っ子なんですけど(笑)。そのときに『星の瞳のシルエット』を読みました。『ゴルゴ13』ももちろん読んでいましたけど、あれはどこからでも読めるし、途中でやめることもできるんですよ。でも、『星の瞳のシルエット』は一度読み始めたら続きが気になって、その日のうちに読破しました。
――そうしてマンガに触れるうちに、自然と声のお仕事に興味を持つようになったのでしょうか。
鳥海 いいえ、まったく(笑)。いまは声優も表に出る機会が多いので、華々しく見えるのか、小学生くらいから「声優になりたいです!」っていう子もいますけど、僕たちや僕より上の世代になると、「アニメが好きでずっと声優を目指していました!」っていう人は少ないんじゃないかと思います。僕なんか、受験勉強もしていなければ就職しようとも思えなくて、なんとなく声優養成所へ入ったという人間なので(笑)。
『弱虫ペダル』は作品全体が熱を持っている
――10月からいよいよ第二期がスタートするアニメ『弱虫ペダル』についてお話を聞かせてください。アニメ化が発表される前にこのマンガの存在をご存じでしたか?
鳥海 正直なところ僕は知りませんでした。オーディションの資料で初めてマンガを見たんですが、何ページもある資料ではないので、巻島さんを見て「独特な絵だな」と思った程度で…。
――収録が始まってから感じた作品の印象を聞かせてください。
鳥海 この作品は基本的には原作の通りに進んでいくんですが、昔懐かしいというか。自分が子どもの頃に読んでいた熱血少年マンガ、スポ根の王道だなと感じました。いまはここまでストレートな作品は珍しいんじゃないかなと。なので僕としては最初から馴染みやすかったです。
――オーディションは今泉で受けられたのですか?
鳥海 今泉と巻島でした。でも巻島はどう考えても違うって(笑)。
――自分ではないな、と?
鳥海 というか、「人」が浮かびました。僕の中ではあの人かあの人しかいないっていう人がふたりいて、実際にそのうちのひとりに決まりました。予想が当たったということですね(笑)。まあ、たぶん僕じゃなくてもだいたいの人がそう感じていたと思います。
――逆に今泉はしっくりきましたか。
鳥海 巻島に比べると(笑)。しっくりきたというか、やりやすい役ではありました。
――今泉というキャラクターについて、演じ始めた当初の印象を教えてください。
鳥海 オーディションの原稿もそうでしたが、初期の頃はまずクールなエリートというのが前面に出てきたので、僕自身のイメージもそれに寄っていました。けれど回を重ねていくうちにそんなことはなくなってきて。
――根はかなりの負けず嫌いですからね。
鳥海 ほかの人と同じ熱いキャラクターなんですよね。『弱虫ペダル』は作品全体が熱を持っている気がします。今泉は「スカシ」なんて呼ばれていて、実際にスカしていたりもしたんですけど、はじめはクールにいようと努めている感じがしました。それで途中からは今泉も熱さが前面に出てきたので、僕もクールという最初のイメージはまったく気にしなくなりました。
――第二期の制作が決定したときはいかがでしたか?
鳥海 第一期も3クールやることは決まっていたので、最近のアニメの中ではわりと長くつきあえるキャラクターになるとは思っていたんですが、まだ連載が続いている作品ですし、物語の最後までできないことはわかっていて。キャストもスタッフもみんな作品愛に溢れた人たちばかりなので、「せめてインターハイの終わりまでやりたいよね」という話をしていたんです。そしたら、ありがたいことに視聴者の方々からご好評いただけて。二期が決定したときは、みんなが「やった!」と喜びました。これでひとつの区切りまではいけるね、と。全員テンションが高かったです。
――周囲の反応等で作品の人気を実感することはありましたか?
鳥海 もちろんお手紙をいただいたりもするんですが、『弱虫ペダル』に関しては、とにかく業界内で「見てます」とか「おもしろい」といってもらうことが多いんですよ。役者もそうですし、まったくこの作品に関係ないスタッフの方たちからもいわれました。そういうのは単純にうれしいですね。自分が携わった作品が評価されるかどうかは、はっきりいって巡り合わせというか、運だと思いますが、一生懸命作っているものが評価されるのはやっぱりうれしいです。
――『弱虫ペダル』のように、マンガや小説など、原作のあるアニメ作品でキャラクターを演じる際に意識することを教えてください。
鳥海 あまり前情報を入れないようにしています。もともと読んでいた作品なら別ですけど、原作があるからといってあえて事前に読んだりはしません。どうしても自分の中での印象が強くなってしまうので。小説ならまだいいんです。だけどマンガは、当然ながら絵がありますよね。そうするとまずキャラクターの表情がわかってしまいますし、文字からセリフの強弱もわかってしまう。僕はマンガを読んで、自分の勝手な想像で役を作り込んでしまうことは、なるべく避けたいんです。
――フラットな状態で臨みたいんですね。
鳥海 そうです。演出をするのは演出家であって僕ではないので。テストでは台本を読んで自分が思った通りに演じてみるんですが、あまり自分の想いばかりが強くなってしまうと、無意識にでもそれが演技に出てしまうと思うんですよね。でも演出家が「それは違う」といったら、それはダメなんです。で、もしキャラクターのイメージをガッチガチに固めてしまっていたら、急にそれを180度変えることは自分には難しいと思うので、僕の場合はフラットでいるほうがいいんです。そもそも原作に忠実にアニメ化するとは限らないですしね。原作が完結していなければ、アニメオリジナルの展開になっていくことも多いですから。
――もともと読んでいた作品のアニメに携わることになったというご経験も?
鳥海 あります。もともと好きだった作品に携われたときは、単純にうれしいという気持ちになります。それに読んでから時間が経っていると、そうガチガチにイメージが固まっていることもないので、問題もないんですよ。逆にキャラクターや世界観を把握していることで役立つこともあります。とはいえ、多かれ少なかれイメージの違いは出てくるものですね。そういうときは、自分の中でアニメと原作を切り離しちゃいます。
すごい勢いで伊坂幸太郎作品を集めています
――普段はどんなときに本を読むことが多いですか?
鳥海 仕事と仕事の合間に読みます。移動中はあまり読まないんですが、次の仕事まで2時間空いたりすると本を読むことが多いですね。2時間って微妙なんですよ。ご飯を食べるには長いし、家に帰るほどの時間でもないし。あとは夜。次の日の準備や仕事が終わったら、リセットじゃないですけど、お酒を飲みながら読みます。
――いまはマンガ雑誌を読んでいないということですが、最近はどんなジャンルの本がお気に入りですか?
鳥海 マンガは先ほどいった2作品で、雑誌なら『Number』と『週刊プロレス』。小説は伊坂幸太郎作品です。伊坂幸太郎先生は10年くらい前にもすごくハマっていた時期があったんですが、ちょうど最近『オー! ファーザー』が映画になるというニュースをテレビで見まして。昔読んでいたことがあったなと思って、買ってみたんです。そしたらやっぱりおもしろかった。伊坂作品は僕の場合ノーストレスというか、絵が思い浮かぶのでマンガ的で読みやすいんですよね。すごく夢中になって、一気に読めちゃうんです。それで、これはもっといろいろ読み返そうと。前に持っていた本は引越しか何かで処分してしまったようなので、いますごい勢いで伊坂幸太郎作品を集めています。もう10冊は買ったんじゃないかな。一度読んだものも初めて読むものも、全部楽しめています。
――学生時代はあまり小説は読まなかったとおっしゃいましたが、10年前はなぜ伊坂作品にハマることに?
鳥海 高校までは本当に『ズッコケ三人組』くらいしか読んでいなかったんですが、高校を卒業して養成所へ通い始めた頃、時間があったので(笑)、やたら時代小説を読んだ時期があったんです。もともと日本史が好きで最初は戦国時代を中心に読んでいたんですが、だんだん『三国志』だ、『封神演義』だ、『水滸伝』だと読むものが広がっていきまして。それで、活字もおもしろいなと思っていたときに伊坂幸太郎作品に出会ったんです。初めて買ったのは、確か『陽気なギャングが地球を回す』でした。どういうわけか帯がやたら気になって、手に取ったんですよね。そしたらテンポはいいし、おもしろいし。すぐに夢中になりました。
 そういえば、『ズッコケ三人組』の続編も大人になってから読みましたね。本屋さんで偶然見つけたんですが、「こんなのが出てるんだ!」と懐かしくなって思わず買っちゃいました。全員中年になっていて、変にリアルでおもしろかったです(笑)。
――現在コミックスを購読されているという『キングダム』との出会いを教えてください。
鳥海 これは仕事がきっかけでした。以前僕がやっていたラジオ番組に、毎週1作品集英社さんのマンガをピックアップして紹介するコーナーがあったんです。その頃、プライベートではまったくマンガを読んでいなかったので…吉田聡先生以外は(笑)。で、いつもそのコーナーで取り上げる作品のコミックスを事前にいただいて読んでいたんです。そうした中でハマったのが、『キングダム』でした。当時はまだ5巻くらいしか出ていなかったんですが、「これはおもしろい!」と思って自分で買い始めたんです。
 ただ、このマンガはきっとアニメ化は難しいだろうなと思っていました。なにせ画力がすごいし、首もぼんぼん飛ぶし。それでも、もしアニメになるときは参加できたらいいなと思っていたら、本当にアニメ化して出演できたんです。あのときはうれしかったですね。
――この企画ではゲストの方に「○○なときに読みたい本」を教えていただいているのですが、鳥海さんはどのようなテーマでご紹介いただけますでしょうか。
鳥海 眠いときに読む本ですね。伊坂幸太郎作品を読んでください。しばらく眠れなくなりますから(笑)。
――安眠をうながしてくれる本ではないんですね(笑)。
鳥海 ある意味、安眠できますよ。一度読み始めたら先が気になって仕方なくなるので、確実に寝不足になります。本当に寝落ちするまで読んでいたりします。だけどそうすると、「寝なきゃいけない」っていうストレスはなくなります。なぜなら限界まで起きているから(笑)。
――なるほど、そういう意味ですか(笑)。伊坂作品で特にオススメの一冊を教えていただけますか?
鳥海 すごく著名な方なので読んだことがある人も多いと思いますけど、知らない方だったら普通に『陽気なギャングが地球を回す』はいいと思います。あまり活字が得意じゃないという人でも読みやすいと思いますよ。いろいろ前振りもありますし、ヘタすると作品をまたいだリンクもあったりしますけど、ちゃんと単体で楽しめるので、オススメできるんじゃないかと思います。
――伊坂作品に限らず、ご自身と同年代の男性におすすめしたい本はありますか?
鳥海 それはやっぱり『荒くれKNIGHT』です。いま連載しているのは『荒くれKNIGHT 黒い残響 完結編』という作品ですけど、たぶん僕くらいの年代は何かしら吉田先生の作品に触れたことがあると思うので、懐かしく感じるんじゃないでしょうか。吉田先生の作品はヤンキーものとして捉えられることも多いですが、実は青春ものなので。『湘南爆走族』だけでなく、「いまもおもしろいぞ!」というのを味わってほしいですね。
――それでは最後に、鳥海さんにとっての読書の楽しみをお聞かせください。
鳥海 だいたいの方がそうだとは思いますが、普段、仕事中はずっと人と一緒にいるじゃないですか。だからというか、家でひとりになる時間、それも静かな夜中に好きなお酒を飲みながら好きな本を読むというのが、すごく有意義な時間だと思いまして。物語に入り込むので、無になれるんですよね。仕事のことも忘れて、時間すら気にならない。
――それが故に寝落ちするという(笑)。
鳥海 グラスを持ったまま寝ているときがありますからね。でもちゃんと持っているんですよ。意外とこぼさない(笑)。そういうリラックスできる時間は、これからも大事にしていきたいなと思います。
――本に被害が及ばないようにお気をつけください(笑)。本日はありがとうございました。
弱虫ペダル 1
作者:渡辺航 出版社:秋田書店
弱虫ペダル

ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!!アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!! ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!

弱虫ペダル
荒くれKNIGHT 1
作者:吉田聡 出版社:秋田書店
荒くれKNIGHT

暗闇の湘南ルート134…十字架を背負い駆け抜ける蛇の群れ、BIKEPACK輪蛇。その強さと優しさで真の男を魅せつける“騎士列伝”がリマスター新装版で登場!夜行蟲との激闘を描いた「輪蛇抗争編」収録の第1巻!!

荒くれKNIGHT
陽気なギャングが地球を回す
作者:伊坂幸太郎 出版社:祥伝社
陽気なギャングが地球を回す

人間嘘発見器+演説名人+天才スリ+精確無比な体内時計=4人は史上最強の銀行強盗…のはずが、思わぬ誤算が。奪われた「売上」を取り戻せ!伊坂幸太郎ブームはここから始まった。「陽気なギャング」シリーズ第1作お手頃価格でお届けします。

陽気なギャングが地球を回す

鳥海浩輔さんからのメッセージ

昔えらい人がいったという「読書の秋」を実戦するのにはピッタリの時期なので、お気に入りの本がある人はぜひ手に取ってください。特にないという人は誰かに聞くのもいいと思いますし、表紙買いもありだと思います。何か一冊読んでみるといいと思います。秋の夜は長いですから、成人している方はお酒でも飲みながらぜひ読書を。日頃のストレスを解消して有意義な時間をお過ごしください。そして、アニメ『弱虫ペダル』第二期もどうぞよろしくお願いします。

ページの先頭へ