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勝手に読書伝説Vol.10.5 特別企画

勝手に読書伝説Vol.10.5 特別企画

マンガ編集者が選ぶ、いま注目のコミックはコレ!

高橋さんが聞いている。
作者:北欧ゆう 出版社:スクウェア・エニックス
高橋さんが聞いている。

【あらすじ】
現役女子高生アイドル・高橋エナには人には言えない趣味がある…。それはクラス委員長・奈良くんと地味系男子・御影くんのボケまくりの会話を盗み聞きすること。こんな趣味がバレたら、あっという間に信用はカタストロフ! ツッコミたいけど、ツッコメない!緊張感と後ろめたさたっぷりの盗み聞きショートギャグ、開幕!

【コメント】
『盗み聞きが故にツッコミたいけどツッコメない』というのは良いところに目をつけた設定だなと思います。誰もが共感しうる状況と、シュールギャグのバランスも良い化学反応を起こしています。最近ショートギャグコメディ作品のヒットが続いているスクエニですが、次にくるのはこの作品なのではないかと思っています。

 
 
亜人
作者:桜井画門 出版社:講談社
亜人

【あらすじ】
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?

【コメント】
編集者として「やられた!」と思ったということなら最近ではやはり「亜人」です。色を抑えた大胆なカバーデザイン、「死ねばわかる。」という違和感もあって内容も端的に表している帯のアオリ。作品自体とても面白いのですが、カバー周りが群を抜いていると思います。

 
 
 
聲の形
作者:大今良時 出版社:講談社
聲の形

【あらすじ】
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。

【コメント】
耳の不自由な少女と、少女をいじめていた過去を持つ少年の成長を描いた意欲作。更生した少年を一切許さない少女の家族、二人の交流を「友達ごっこ」と否定する同級生など、予定調和の「いい話」を描く気が作者に全くないのが素晴らしい。深く、静かに、読む者の心に沁み込んでいく傑作。 この作品が売上的にも成功したならば、漫画界の、そして日本の未来は明るい。

 
 
 

作者:松浦だるま 出版社:講談社
累

【あらすじ】
イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!!二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

【コメント】
口紅をつけてキスをしたら、その相手と顔が入れ替わるという設定が面白いです。かなり奇抜な設定ですが、ヒロインの性格の暗さにも共感できて、ぐいぐいストーリーにひきこまれます。コマ割、目力のある絵など、漫画を読ませる力があらゆるところに潜んでいます。これからが楽しみです。

 
 
イノサン
作者:坂本眞一 出版社:集英社
イノサン

【あらすじ】
代々にわたり死刑執行人を務めるサンソン家に生まれたシャルル。「正義の番人」とも「死神」とも呼ばれる身に苦悩しながらも、己の運命に立ち向かう彼を描く。ルイ16世の首を刎ねた実在の死刑執行人が主人公。圧倒的な描写力も魅力。

【コメント】
とにかく絵が美しくて、絵とテキスト両方で漫画を高め合っているとでもいうのでしょうか、絵がうまい人でないと思いつかないような大胆な構成がすごいです。3巻終わりの死刑台の見開きは大興奮でした。死刑台が舞台に、残酷を輝きに、死をダンスに…現実と空想が入り交じる描写が本当に素晴らしくて、何度も読み返しています。

 
 
 
誘爆発作
作者:岡村星 出版社:講談社
誘爆発作

【あらすじ】
ある晩、頭の中に響く男の声に耳を貸したことから、心臓を病むその男・武藤と“思考”と“心臓”を共有することになった久我真咲。20年前に行方不明になった娘を探す武藤を手助けした真咲は、恐ろしい事件に巻き込まれていく。異色新人のデビュー作。

【コメント】
読み応えあるサスペンス。シンプルな設定で展開も分かりやすいのだが、とにかく構図がかっこよくて読んでいて飽きががこない。まだ未完なのでこの先どんなどんでん返しがあるのか、楽しみでなりません。

 
 

僕だけがいない街


作者:三部けい 出版社:角川書店
僕だけがいない街

【あらすじ】
バイトでなんとか食いつないでいる売れない漫画家の藤沼悟には、何かしらの出来事の直前に時間が巻き戻
り、出来事の原因を取り除くまで同じ光景を何度も繰り返す不思議な能力があった。その力により、過去に起きた殺人事件に巻き込まれていくことに!?

【コメント】
タイムスリップSF。事件を修正するため何度も繰り返すタイムスリップが、その同じ時間は二度とこない切なさを感じさせる。最近一番注目してます。

 
 
 
NOBELU-演-
原作:野島伸司 漫画:吉田譲 出版社:小学館
NOBELU-演-

【あらすじ】
世は空前の子役ブームに沸く。 一攫千金を狙う一握りの親達。貧しい暮らしのドン底から、砂金を掘り当てたい。何の文句がある?自分の子供なんだから。そして彼らは“子焼く”の世界に足を踏み入れる――…。生きるために、演べる。芸能界に生きる子供達の真実を描く衝撃物語、第一巻!!

【コメント】
子役の世界を描いた作品。華やかな場所を夢見る少年少女よりも、何かが欠落した…そこでしか存在できない人種が集う場所という描き方をされた芸能界。壊れる寸前で覚醒する主人公から目が離せません。野島伸司節炸裂の決め台詞も最高。

 
 
 
夏の前日
作者:吉田基已 出版社:講談社
夏の前日

【あらすじ】
甘く切なく擬(もど)かしい、ふたりの長い夏の前日。――日吉ヶ丘(ひよしがおか)芸術大学4年生・青木哲生(あおき・てつお)。月下(げっか)画廊店長で、和服が似合う大人の女性・藍沢晶(あいざわ・あきら)。突き動かされるように体を繋げた一夜から、激しくも拙い恋愛が始まる――。

【コメント】
昨年から現在にかけておもしろいと思っている作品。 官能的でまっすぐで、男の浮気がとてもロマンチックなものだとうっかり思いそうになってしまう…。失礼ですが、題材としては地味な作品なのに、瑞々しい心理描写や、肉感ある体のラインと魅力的な表情の作画で、ちゃんと魅せる作品に仕上げている所は本当にすごい。

 
 
ギャルジャポン
作者:シタラマサコ 出版社:集英社
ギャルジャポン

【あらすじ】
今日もまた、某ファミレスにギャルの姿が…。あゆと樹理亜は、放課後ここでおしゃべりするのが日課。なぜか怪しい客が集うファミレスで、2人と超個性的な珍キャラたちが繰り広げるおしゃべりギャグ第1巻!(同時収録)はらって椿ちゃん

【コメント】
昨年から現在にかけておもしろいと思っている作品。完全に趣味です。仕事で疲れたときに、あのギャルの話し言葉の写植をすごく見たくなります。

 
 
 
マギ
作者:大高忍 出版社:小学館
マギ

【あらすじ】
砂漠を旅する少年・アラジンが、とあるオアシス都市で出会った2人の女性・ライラとサアサ。2人は、野菜や果物を行商するキャラバンの仲間で、ライラにとってサアサは砂漠で行き倒れていたところを助けてくれた大事な友だちでもあった。だが、ライラは元・盗賊団の一味であり、思わぬことからそれがバレて、キャラバンから追放されてしまう。1人取り残されたライラに、アラジンは…?

【コメント】
過去作品でいまのマンガ・雑誌づくりの参考したい作品。第1話の作りがとてもきれいで好きなので、新連載開始の際に参考にしてました。

 
 
のだめカンタービレ
作者:二ノ宮知子 出版社:講談社
のだめカンタービレ

【あらすじ】
カプリチオーソ(気ままに気まぐれに)カンタービレ(歌うように)不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!クラシック音楽コメディ!!

【コメント】
過去作品でいまのマンガ・雑誌づくりの参考したい作品。第1話の作りがとてもきれいで好きなので、新連載開始の際に参考にしてました。

 
 
 
 
 
思春期ビターチェンジ
作者:将良 出版社:ほるぷ出版
思春期ビターチェンジ

【あらすじ】
完全無料&登録不要のWEBコミック『COMICポラリス』で連載中。小学校4年生のときに、とあることをきっかけにお互いの身体が入れ替わってしまったユウタとユイ。元の身体には戻れないまま、ふたりは歳を重ねていくことに…!?

【コメント】
「心が入れ替わる」話、個人的に大好物(映画『転校生』を何度観たことか…)で、自分も機会があればやりたいと思っていましたので、素直に「やられた!」と思いました。ポイントは、小学4年生で入れ替わった男の子と女の子がそのまま全然元に戻れずに数年が経過して、中学生に成長していく…というところ。思春期の身体の変化を、心が入れ替わったまま、他人の身体で体験していくという…なんて素敵な設定なんだっ!!!でも「入れ替わる」話はまだまだ開拓の余地がありそうなので、自分も挑戦したいと思っています。

 
 
薄花少女
作者:三浦靖冬 出版社:小学館
薄花少女

【あらすじ】
一人で暮らす古糸史の前に突然現れた、小学生にしか見えない少女。彼女は史を“ぼっちゃま”と呼び、自分を “ハッカばあや”だと名乗る。しかし史の実家で家政婦をしているばあやは80歳のはずなのだが!?少女の姿をした老女と青年の不思議な共同生活を描く。

【コメント】
これも「ロリババアを地に足の着いた日常物でやりたいなあー」と漠然とイメージしていたところに、理想的というか完璧な作品となって目の前に現れたので…「やられた!」と。幼女の肉体と、家事に精通した家政婦のばあやとしての精神。そのギャップからもたらされる愛おしさ。めちゃめちゃ丁寧な描写と相まって、これは対抗心を失くすくらい「やられた…」でした。

 
 
 
百鬼夜行抄
作者:今市子 出版社:朝日新聞出版
百鬼夜行抄

【あらすじ】
普通の人には見えない不可思議なものが見えてしまう飯嶋律。 彼がさまざまな妖魔と出会うことで展開していく、恐怖とユ−モアを絶妙にブレンドした物語!!第1巻には、「闇からの呼び声」「あめふらし」「桜雀」の3編を収録。

【コメント】
(名作としてすでに有名な作品ですが)とにかく独特の雰囲気が素晴らしい!独自の世界観、ストーリー展開、表現が見事で、引き込まれるマンガだと思います。ずっと注目しているマンガです。

 
 
 
式の前日
作者:穂積 出版社:小学館
式の前日

【あらすじ】
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。

【コメント】
ここ1~2年で驚いたのはこの作品です。デビューコミックスということでまず驚いたのですが、人間が丁寧に描かれていて何気ないセリフが染みました。日常の切り取り方、シーンの選び方がうまいと思います。

 
 
 
 
亜人
作者:桜井画門 出版社:講談社
亜人

【あらすじ】
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?

【コメント】
激おもしろい!「亜人」という設定ももちろん斬新で、そして緻密。「亜人」であることを生かした戦い方もアイディアにあふれていて、どんどん引き込まれていきます。が、一番の魅力はやはり主人公と、敵(?)の佐藤さんのキャラクターではないでしょうか。へんなところでドライだったり、正義感があったり。すごく「今っぽい」主人公だと思います。

 
 
聲の形
作者:大今良時 出版社:講談社
聲の形

【あらすじ】
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。

【コメント】
間違いなく新世代の才能の塊!!!聾唖という挑戦的なテーマの中で、普遍的な友情・恋・成長を描いている。なにより絵と間、構図がみずみずしくって毎回目が離せません。実は女の子のキャラクターの最新進化形を描いているのはこの漫画なんじゃないか、と思うほど、意表をついてくるキャラばかり。ぜひ読んでほしいです。

 
 
さんかく窓の外側は夜
作者:ヤマシタトモコ 出版社:リブレ出版
さんかく窓の外側は夜

【あらすじ】
不気味なモノを視てしまう体質を持った書店員の三角は、その能力に気づいた凄腕の除霊師・冷川に目をつけられ、半ば無理やり彼の仕事を手伝わされる羽目に。とある連続殺人事件の捜査に協力することになったふたりだが、その事件の裏には“呪い”の存在が!?

【コメント】
ヤマシタ先生の作品の中で、もしかしたら一番好きかも…。ふたりの関係性も萌え萌えしますが、作品全体を貫く「非浦」の謎。そして幽霊、霊能力ものとしても新味のある設定がクオリティ高くて。感情の小さな振れ幅や機微を描くのが強みだったヤマシタ先生が、新たな面を見せて下さっているように思います。

 
 
 
かくかくしかじか
作者:東村アキコ 出版社:集英社
かくかくしかじか

【あらすじ】
そこは宮崎県の片田舎。女子高生の明子は美大受験のため絵画教室へ通うことに。売れっ子少女マンガ家になることを夢見る明子だったが、彼女を待っていたのは竹刀を振り回すスパルタ教師だった! 著者のルーツが明かされる衝撃&笑撃の自伝エッセイコミック。

【コメント】
著者の幅広さにただただ感心します。ギャグ、少女マンガ、エッセイ……とすべてにおいて結果を出せる人は希有な存在だな、と。週刊連載のかたわら、月刊連載二本と細かいエッセイ仕事…とその仕事量も尊敬の一言です。同時連載中の『メロポン』『海月姫』とともに作品のテンポが良いのはもちろん、『かくしか』は加えて、笑いと切なさのコントラストを感じさせる構成が神懸かっていると思います。

 
 
きのう何食べた?
作者:よしながふみ 出版社:講談社
きのう何食べた?

【あらすじ】
40過ぎながら隙のないスタイルを維持する料理上手なハンサム弁護士・筧史朗は、美容師の恋人・矢吹賢二と同棲中。老後に子どもを頼れないゲイだからこそ日々の節約が大切、と倹約をモットーにする史朗の“食生活”をめぐる物語。毎日の献立のヒントにも!

【コメント】
元々好きで読んでいたのですが、最新刊を読んだ時に筧が1巻と比べて確実に老けていることに気付いた時に震えました。どうしても食と男二人暮らしに目がいきがちな作品ですが、「老いること」をきちんと描いているな、と。それまではずっと続いて欲しい作品だと思っていましたが、今はどんな風に物語としての終わりを迎えるのか楽しみにしています。

 
 
 
東京喰種
作者:石田スイ 出版社:集英社
東京喰種

【あらすじ】
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!

【コメント】
人を食べて生きる存在「喰種」。そんな、本来であれば主人公の敵であるべき存在に主人公をした、という設定もすごいですが、その人類の敵にも共感させる物語の展開の仕方がすごいと思います。また、深く考えさせられる物語を描いているにもかかわらず、小難しかったり説明臭い部分がなく、純粋なエンターテインメントとして楽しめるところもすごいです。

 
 
 
かくかくしかじか
作者:東村アキコ 出版社:集英社
かくかくしかじか

【あらすじ】
そこは宮崎県の片田舎。女子高生の明子は美大受験のため絵画教室へ通うことに。売れっ子少女マンガ家になることを夢見る明子だったが、彼女を待っていたのは竹刀を振り回すスパルタ教師だった! 著者のルーツが明かされる衝撃&笑撃の自伝エッセイコミック。

【コメント】
昨年から現在にかけておもしろいと思っている作品。セリフが物語る感情、表情が物語る感情に触れるたび、面白いマンガとはこうして生まれるのか、と思い知らされます。作品の中に裸で身をゆだねています。号泣してばかりです。

 
 
どぶがわ
作者:池辺葵 出版社:秋田書店
どぶがわ

【あらすじ】
高級住宅街がある丘の下、どぶ川沿いのアパートでひとり暮らしをしている貧しい老女。夢の世界で戯れ、妄想の羽を広げ、幸せな日々を頭の中で描く彼女の空想と、川沿いで老女とすれ違う市井の人々の現実が交錯し描かれる。抒情あふれる群像劇。

【コメント】
マンガ編集者として「やられた!」と思った作品。全体の構成、一コマ一コマにあふれる情感、すべてが美しかったです。見事でした。

 
 
僕だけがいない街
作者:三部けい 出版社:角川書店
僕だけがいない街

【あらすじ】
バイトでなんとか食いつないでいる売れない漫画家の藤沼悟には、何かしらの出来事の直前に時間が巻き戻
り、出来事の原因を取り除くまで同じ光景を何度も繰り返す不思議な能力があった。その力により、過去に起きた殺人事件に巻き込まれていくことに!?

【コメント】
いま注目している作品。まるでアメリカンドラマの上質ミステリーのように、練りこまれたプロット。先の展開が気になってたまりません。

 
 
 
江戸モアゼル
作者:キリエ 出版社:幻冬舎コミックス
江戸モアゼル

【あらすじ】
花のお江戸は吉原から、平成の世にタイムスリップした名うての女郎・お仙。コンビニでバイトしながらも、遊里で磨いた花魁テクと江戸の水が育んだ気風の良さで、平成日本男児たちを骨抜きに!? 奇想天外抱腹絶倒ジャパネスク・ギャグ★

【コメント】
昨年から現在にかけておもしろいと思っている作品。ギャグ漫画ですがベタさが心地よいのです。

 
 
 
 
亜人
作者:桜井画門 出版社:講談社
亜人

【あらすじ】
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?

【コメント】
ジワジワ、ざわざわ、ドクドク、ドッドッ・・! ぐいぐい読まされる、これぞ漫画!

 
 
俺物語!!
漫画:アルコ 原作:河原和音 出版社:集英社
俺物語!!

【あらすじ】
剛田猛男は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。好きになった子は、いつも幼馴染みのイケメン・砂川の方に行っちゃうけど、真っ直ぐで不器用で鈍感で、男子からは超モテモテ!ある朝、通学電車の中で、ひとりの女の子を痴漢から救ったことで猛男にも春到来の予感…!? 笑って泣けて、胸キュンも満載の、爆笑純情コメディー!

【コメント】
マンガ編集者として「やられた!」と思った作品。こんな少女漫画が作れるのだ、という衝撃。

 
 
 
ONE PIECE
作者:尾田栄一郎 出版社:集英社
ONE PIECE

【あらすじ】
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

【コメント】
過去作品でいまのマンガ・雑誌づくりの参考にしたい作品。スケールの大きい、 王道の漫画を常に渇望しています。

 
 
 
 
 
ハル×キヨ
作者:オザキアキラ 出版社:集英社
ハル×キヨ

【あらすじ】
身長180cmの「心優しき巨人」宮本小春と身長15?cmの「上からメガネ」峯田清志郎。そんな2人の恋の行方は?超ヘタレで恋とは無縁の女・宮本小春。しかし、ある日、学園のプリンス・氷川くんとなぜか付き合うことになります。それを知った高飛車メガネの峯田くんに、小春はある忠告を受けるのですが…!?注目のネガティブ系ラブコメ!

【コメント】
2巻からが楽しいです。峯田全然タイプじゃないのに好きになってしまいます。

 
 
 
銀盤騎士
作者:小川彌生 出版社:講談社
銀盤騎士

【あらすじ】
ヘタレ男子が王子に変身!氷上に魔法をかけるラブ×コメディ! ――小さな出版社で健康雑誌の編集をしている猪狩千登勢(いがり・ちとせ)。幼なじみの雉子波心(きじなみ・こころ)は男子フィギュアスケートのスター選手!だが彼の活躍の裏には、千登勢との「ある秘密」があった。その鍵は――魔法少女と鎧の騎士!?

【コメント】
スケートの世界と一緒にスケートまんがも楽しんでいます。恋と競技の行方どちらもにやにやハラハラです。

 
 
 
モーメント 永遠の一瞬
作者:槇村さとる 出版社:集英社
モーメント 永遠の一瞬

【あらすじ】
これまでにもフィギュアスケートを題材に、「愛のアランフェス」「白のファルーカ」(いずれも集英社)という傑作を生み出してきた作者による新たなフィギュアスケートまんが。北海道出身の少女・雪を主人公に、彼女の才能ときらめきが描かれる。

【コメント】
スケートの世界と一緒にスケートまんがも楽しんでいます。槇村先生の久々のスケートものの新連載!

 
 
 
パレス・メイヂ
作者:久世番子 出版社:白泉社
パレス・メイヂ

【あらすじ】
貧乏貴族の実家を救うため、帝の暮らす宮殿「パレス・メイヂ」に仕えることになった14歳の御園公頼(みそのきみより)。ある時、帝の画帖が破られる事件が起き、御園に嫌疑が…!?

【コメント】
かわいらしい2人を遠くからずっとみてたい気持ちです。

 
 
 
 
 
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版
作者:荒木飛呂彦 出版社:集英社
ジョジョの奇妙な冒険

【あらすじ】
【デジタル着色によるフルカラー版!】19世紀末英国。貴族・ジョースター卿は恩人の息子、ディオを養子にする。しかしディオはジョースター卿の実の息子、ジョナサン(ジョジョ)を退け、財産の横取りを計画!謎の石仮面でジョジョを殺そうと画策する。

【コメント】
過去作品でいまのマンガ・雑誌づくりの参考したい作品。

 
 
 
 
花咲ける青少年 特別編
作者:樹なつみ 出版社:白泉社
花咲ける青少年 特別編

【あらすじ】
世界的大企業であるバーンズワース財閥の一人娘として、南海の離島で育った少女・花鹿を主人公に描かれた大人気作「花咲ける青少年」のスピンオフ集。物語を彩ったキャラクターたちの、本編では描かれなかった物語が綴られている。根強いファンがいるシリーズ。

【コメント】
過去作品でいまのマンガ・雑誌づくりの参考したい作品。

 
 
 
アヤメくんののんびり肉食日誌
作者:町麻衣 出版社:祥伝社
アヤメくんののんびり肉食日誌

【あらすじ】
某大学の生物学科に在籍中のアヤメくんは、イギリス帰りで恐竜オタクでとにかくマイペース。そんな彼が骨の研究一筋な先輩女史・椿の裸を見たことから椿に興味津々に。「おっぱい触らせてください」とか言っちゃってるけど、そのアタックの仕方間違ってないか!?

【コメント】
昨年から現在にかけておもしろいと思っている作品。

 
 
 
生徒会長に忠告 公式ファンブック
出版社:新書館
生徒会長に忠告 公式ファンブック

【あらすじ】
ド天然に魅力をふりまく生徒会長と、そんな会長に惚れてしまった副会長の恋を描く大人気BL作品、門地かおり「生徒会長に忠告」の連載10周年を記念した公式ファンブック。未収録作品収録のほか描き下ろしも
満載。ファン垂涎の企画も盛りだくさんな一冊。

【コメント】
マンガ編集者として「やられた!」と思った作品。



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