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講談社文芸文庫 一覧

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  1. 日本近代文学の起源 原本 日本近代文学の起源 原本 小説・文芸 > 文芸小説
    1,463(税込)

    作品内容

    「歴史主義的普遍性」の基盤を大胆に覆す鋭い知性。<br>新たな思考の視座を極めて丹念に布置・構築して行く、最も現代的な「知の震源」柄谷行人の、鮮やかにして果敢な挑戦。<br>名著『マルクスその可...
  2. 白痴 青鬼の褌を洗う女 白痴 青鬼の褌を洗う女 小説・文芸 > 文芸小説
    1,353(税込)

    作品内容

    “戯作者”の精神を激しく新たに生き直し、俗世の贋の価値観に痛烈な風穴をあける坂口安吾の世界。「堕落論」と通底する「白痴」「青鬼の褌を洗う女」等を収録。奔放不羈な精神と鋭い透視に析出された“肉体”...
  3. わが母の記 花の下・月の光・雪の面 わが母の記 花の下・月の光・雪の面 小説・文芸 > 文芸小説
    946(税込)

    作品内容

    80歳の母を祝う花見旅行を背景にその老いを綴る「花の下」、郷里に移り住んだ85歳の母の崩れてゆく日常を描いた「月の光」、89歳の母の死の前後を記す「雪の面」。 枯葉ほどの軽さのはかない肉体、毀れ...
  4. 帰らざる夏 帰らざる夏 小説・文芸 > 文芸小説
    1,980(税込)

    作品内容

    省治は、時代の要請や陸軍将校の従兄への憧れなどから100人に1人の難関を突破し陸軍幼年学校へ入学する。日々繰返される過酷な修練に耐え、皇国の不滅を信じ、鉄壁の軍国思想を培うが、敗戦。〈聖戦〉を信...
  5. ものみな歌でおわる・爆裂弾記 現代日本の戯曲 ものみな歌でおわる・爆裂弾記 現代日本の戯曲 小説・文芸 > 文芸小説
    990(税込)

    作品内容

    『復興期の精神』の著者の代表的戯曲3篇を収録――虚実交錯する二元的批判構図を持ち、特異な発想と構想で、常に戦後文学に先鋭な問題を提起し続けた『復興期の精神』の著者・花田清輝の、代表的戯曲3篇。明...
  6. 「私小説」を読む 「私小説」を読む 小説・文芸 > エッセイ・ノンフィクション
    1,672(税込)

    作品内容

    志賀直哉、藤枝静男、安岡章太郎を貫く「私小説」の系譜。だが、著者はここで日本文学の一分野を改めて顕揚したり、再定義を下したりはしない。本書は、我々が無意識・無前提に受け入れている「読みの不自由さ...
  7. 靴の話/眼 小島信夫家族小説集 靴の話/眼 小島信夫家族小説集 小説・文芸 > 文芸小説
    1,716(税込)

    作品内容

    芥川賞受賞作「アメリカン・スクール」から戦後文学の金字塔といわれる「抱擁家族」までの十年間の短篇作品を精選。この間、アメリカ留学、家の新築、妻の手術、妻の死、再婚と、著者自身へもめまぐるしい「事...
  8. 私の万葉集 一 私の万葉集 一 小説・文芸 > 文芸小説
    1,562(税込)

    作品内容

    限りなく尊くまた懐かしく面白い万葉の歌。 詩歌の実作者が書いた『万葉集』の鑑賞。 8世紀後半に成立した『万葉集』は、きわめて難解である一方、我々の心に残る多くの親しまれた歌がある。 その膨大な数...
  9. 柄谷行人対話篇1 1970−83 柄谷行人対話篇1 1970−83 小説・文芸 > 文芸小説
    1,870 ~ 2,508(税込)

    作品内容

    1969年に「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」が第12回群像新人文学賞評論部門当選作となり、文芸評論家としての執筆活動をスタートした柄谷行人氏は様々な相手と刺戟的な対話をおこなってきた。本書では...
  10. 神屋宗湛の残した日記 神屋宗湛の残した日記 小説・文芸 > 文芸小説
    1,353(税込)

    作品内容

    闊達自在な老耄の境地を示す井伏文学の真髄。豊臣秀吉に寵愛された、博多の豪商茶人神屋宗湛の日記から、秀吉の茶会の人間模様を浮き彫りにした表題作他「うなぎ」「質流れの島」「雷鳥」など七作品を収録。
  11. 中原中也全詩歌集 中原中也全詩歌集 小説・文芸 > 文芸小説
    1,881 ~ 1,980(税込)

    作品内容

    孤独な魂の叫びを2冊の詩集に托して逝った早世の詩人。「汚れつちまつた悲しみに」と詠った早熟老成の詩才。生涯を懸けて己れに徹し、誠実、過激に生きた詩人の刊行詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』を全篇収...
  12. 暗い絵・顔の中の赤い月 暗い絵・顔の中の赤い月 小説・文芸 > 文芸小説
    1,562(税込)

    作品内容

    新人・野間宏、戦後日本に颯爽と登場――初期作品6篇収録のオリジナル作品集<br>1946年、すべてを失い混乱の極みにある敗戦後の日本に、野間宏が「暗い絵」を携え衝撃的に登場――第一次戦後派として...
  13. 震える舌 震える舌 小説・文芸 > 文芸小説
    1,155(税込)

    作品内容

    その予感は娘の発作で始まった。極限の恐怖に誘われる衝撃の作品――平和な家庭での、いつもの風景の中に忍び込む、ある予兆。それは、幼い娘の、いつもと違う行動だった。やがて、その予感は、激しい発作とし...
  14. 蒲生氏郷 武田信玄 今川義元 蒲生氏郷 武田信玄 今川義元 小説・文芸 > 文芸小説
    1,353(税込)

    作品内容

    「今があながち太平の世でも無い。それでも女房には化粧をさせたり、親父殿も晩酌の一杯ぐらいは楽んでいられて、ソーレ敵軍が押寄せて来たぞ、酷い目にあわぬ中に早く逃げろ、なぞということは無いが、永禄、...
  15. 鶏肋集/半生記 鶏肋集/半生記 小説・文芸 > 文芸小説
    1,210(税込)

    作品内容

    子守り男に背負われて見た、花の下での葬式の光景。保養先の鞆ノ津で、初めて海を見た瞬間の驚きと感動。福山中学卒業と、京都の画家橋本関雪への入門志願。早稲田大学中退前後の、文学修業と恋の懊悩。陸軍徴...
  16. わが美的洗脳 大岡昇平芸術エッセイ集 わが美的洗脳 大岡昇平芸術エッセイ集 小説・文芸 > エッセイ・ノンフィクション
    1,562(税込)

    作品内容

    14歳、初めて聴いたベートーヴェン「第五」に一撃を喰らい、26歳、スタンダールの手引きで出合った「フィガロ」に震駭、熱烈なモーツァルティアンに。その音楽の魅力を音符にまで遡って究めんと50歳を過...
  17. 斗南先生・南島譚 斗南先生・南島譚 小説・文芸 > 文芸小説
    1,353(税込)

    作品内容

    漢学の家に育ち、幼時から深い素養を身につけ、該博細緻な知識の世界を生きて非凡な才を評価されながら夭折した中島敦。古代中国や南洋に材をとる作品のほか、苦悩の青春を綴る身辺小説など珠玉の傑作短篇集。...
  18. 北京飯店旧館にて 北京飯店旧館にて 小説・文芸 > 文芸小説
    1,540(税込)

    作品内容

    「きみは、人類という立場に立てますか?」日本占領下の北京で出会った中国の友は、謎の問いを残し戦地に消えた。またある友は、文化大革命で迫害を受け窮死。41年の歳月を経て、青春の地・北京に還った作家...
  19. 風と光と二十の私と 風と光と二十の私と 小説・文芸 > エッセイ・ノンフィクション
    1,672(税込)

    作品内容

    “余は偉大なる落伍者となって歴史のなかによみがえる”雪の国新潟の教室の机に彫って上京し、あえて、孤独な自己鍛練の世界に彷徨する、“精神の巨人”坂口安吾の繊細にして豪放、聖にして俗の、ダイナミック...
  20. 底ぬけビンボー暮らし 底ぬけビンボー暮らし 小説・文芸 > 文芸小説
    1,771(税込)

    作品内容

    「売れないものかき」の松下センセは書くのも遅い。過去の著作はどんどん品切れ重版未定の絶版扱いになり、病を押して散発的な注文原稿をこなしても生活は綱渡りだ。そんな作家が一番大事にしているのは夕方の...