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木枯し紋次郎 関連シリーズ一覧

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  1. 木枯し紋次郎(十一)~お百度に心で詫びた紋次郎~ 木枯し紋次郎(十一)~お百度に心で詫びた紋次郎~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    紋次郎は夕焼けを眺めながら、峠路を下る。五、六歩行ってから振り返り、唇の中心に移した楊枝に息を集めた。木枯しに似た音とともに、楊枝は吹き矢のように飛んだ。峠路を下る木枯し紋次郎の顔に、表情はない...
  2. 木枯し紋次郎(十三)~人斬りに紋日は暮れた~ 木枯し紋次郎(十三)~人斬りに紋日は暮れた~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    渡世人の一団に追われた紋次郎は、霧の中で突然弓矢の攻撃を受けた。勘だけを頼りに人影に斬りつけると、相手は意外にも猟師の親娘。娘はその傷のために嫁入り話が破談となった。償いをしようとあせる紋次郎は...
  3. 木枯し紋次郎(十二)~奥州路・七日の疾走~ 木枯し紋次郎(十二)~奥州路・七日の疾走~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    奥州路、そこは賭場も親分衆の住まいもなく、渡世人にとっては禁断の土地であった。しかし、清水港から千石船で銚子に向かった紋次郎は、途中暴風雨にあい、八戸に流れついてしまった。一日も早く関八州に抜け...
  4. 木枯し紋次郎(二)~女人講の闇を裂く~ 木枯し紋次郎(二)~女人講の闇を裂く~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    貧しい農家の六番目に生まれた紋次郎は、母親の手で間引きされる運命だった。姉のお光の機転で救われた幼い命は、しかし孤独と虚無を育んでいった。……人を頼るから裏切られる。頼られてしまえば裏切ることも...
  5. 木枯し紋次郎(一)~赦免花は散った~ 木枯し紋次郎(一)~赦免花は散った~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    「人間には一生に一度や二度、計算に合わなくてもやらなければならねえことがあるもんだ」三度笠に汚れた道中合羽、手甲脚絆。頑丈一辺倒の長脇差とトレードマークの長い楊枝。……幼馴染みの兄弟分に裏切られ...
  6. 木枯し紋次郎(九)~三途の川は独りで渡れ~ 木枯し紋次郎(九)~三途の川は独りで渡れ~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    「三途の川は、独りで渡るもんでござんす」冷ややかな目でそう言うと、渡世人は長脇差を鞘に納めた。北国街道を行く紋次郎の顔に表情はない。……行きずりの男から託された荷物、間に合わなければ子供が間引か...
  7. 木枯し紋次郎(八)~命は一度捨てるもの~ 木枯し紋次郎(八)~命は一度捨てるもの~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    うっそうとした木々、蝉の声に包まれた山道に突如降りつける夏の驟雨……。木曽路を進む木枯し紋次郎はそんな時、幼馴染みの長兵衛とお鶴に出会った。久しぶりの三人が巻き込まれる一大事!? 身を引き裂かれ...
  8. 木枯し紋次郎(十)~虚空に賭けた賽一つ~ 木枯し紋次郎(十)~虚空に賭けた賽一つ~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    上州の亀穴峠を行く木枯し紋次郎は突如襲われた。相手は山で育った八人兄弟。山刀、槍、弓矢、それぞれ独自の武器を使い、鍛錬を積んでいる。……行く手には「無」、引き返してもやはり「無」。無宿の流れ者、...
  9. 木枯し紋次郎(六)~上州新田郡三日月村~ 木枯し紋次郎(六)~上州新田郡三日月村~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    道中支度の長身、風雨に晒されて黒く変色した三度笠が大粒の雨を弾き返している。次の瞬間、大音響が轟いた。渡世人は落雷の衝撃で意識を失った。二十年ぶりに生まれ故郷の三日月村を訪れた紋次郎であった。石...
  10. 木枯し紋次郎(三)~六地蔵の影を斬る~ 木枯し紋次郎(三)~六地蔵の影を斬る~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    「あっしには、かかわりのねえことでござんす」その渡世人の左頬には、古い刀傷の跡がある。さらに彼は唇の左端に十五センチほどの手製の楊枝をくわえている。紋次郎のこのトレードマークは、十二、三年前、彼...
  11. 木枯し紋次郎(四)~無縁仏に明日をみた~ 木枯し紋次郎(四)~無縁仏に明日をみた~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    「あっしは人を信じねえ代わりに、人から信じられるのも嫌えな性分です」天保の改革、大塩平八郎の乱、米船の浦賀への入港……。しかし紋次郎に限らず、農民も商人もやくざな稼業の者も、時勢の変動を感知する...
  12. 木枯し紋次郎(十五)~さらば峠の紋次郎~ 木枯し紋次郎(十五)~さらば峠の紋次郎~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    木枯し紋次郎は歩きながら、長脇差(ながどす)の下げ緒を結び直した。錆(さび)朱色の鞘を、鉄環と鉄鐺(てつこじり)で固めた長脇差は、かなり重い。足早に歩くときしっかり固定されていないと邪魔になるの...
  13. 木枯し紋次郎(七)~木枯しは三度吹く~ 木枯し紋次郎(七)~木枯しは三度吹く~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    紋次郎は、死を直視していた。非情冷徹な彼が、狂女の言葉を信じ、あざむかれたのだ。追っ手は二十四人。助かる見込みは万に一つもない。紋次郎の意識は朦朧とした。またある日、紋次郎は六人の大男を相手に決...
  14. 木枯し紋次郎(五)~夜泣石は霧に濡れた~ 木枯し紋次郎(五)~夜泣石は霧に濡れた~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    「生きる張り合いも、生き甲斐もなかった。その日が去れば昨日だし、その日が来れば今日だった。明日という日は、ないのである」渡世人・紋次郎が今日生きる自分を守るのは、刃渡り二尺の頑丈な刀。道中合羽で...
  15. 木枯し紋次郎(十四)~女の向こうは一本道~ 木枯し紋次郎(十四)~女の向こうは一本道~ 小説・文芸 > 歴史・時代小説
    440(税込)

    作品内容

    木枯し紋次郎の前に、最強のライバルが立ちはだかった。直心影(じきしんかげ)流の達人で武家崩れの渡世人・峠花の小文太は、行方不明の妹が紋次郎のため女郎に売られたと聞く。五年ぶりに再会したその妹は、...