「上原稜」、フランス書院文庫での、衝撃デビューはここから! 神瀬知巳、秋月耕太、と並べ評される、あま~い世界観は必読です。「あ、目、覚めたんだ、やっほう」。このセリフは、官能小説の歴史が変わった瞬間だと思います。 「ね、課長、もう少し、わたしの部屋で飲みません?」25歳の部下にタクシーの中で誘われた係長・草野に待っていた薔薇色の運命。22、25、28、31……オフィス中の美女から誘われる、最高のオフィス。 私立M高校の女教師・月子、姉と同じ高校に通う・弟の由季夫。ふたりの関係を狂わせるのは、高校生の青い欲望。由季夫があこがれるもうひとりの女教師・綾乃も巻きこまれ、学舎は淫ら色に染まる……繊細な作風で有名な天乃渉。女性読者にもおすすめです。 |