作者: 瀬戸内寂聴
※WebIDからdアカウントへ移行すると、dポイントをためる・つかうことができます。詳しくは こちら
15歳の女三の宮が降嫁してからというもの、順風満帆だった光源氏は苦境に陥る。一方、頭中将の息子で31歳の柏木は、以前からの恋心が募り、ついに女三の宮と密通してしまう。その事実を知り、さらに悩む源氏。追い打ちをかけるように愛する紫上も世を去り…。千年の時を越えて読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」を、女性たちの声で描き直す「瀬戸内源氏」。第四巻では、下の世代の台頭と中年を迎えた源氏の苦悩、女人たちの諦観と決別といった、恋と愛だけではない、人間の成長を切り取って描く。 + 続きを読む
カートに入れる
現在N巻まで配信中
表示切替 :