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【電子オリジナル】亡き王女のオペラシオン

【電子オリジナル】亡き王女のオペラシオン

作者: 小鳩白果 / ゆきた志旗

価格 715(税込)
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作品内容

ある時、王妃の前にひとりの占い師が呼ばれた。異質な雰囲気を漂わせた女は、畏れを知らない様子でこう告げる。
「王家は破滅する運命で、陛下の御子で生き残るのはお一人だけ」と。
しかし、末の赤子を今のうちに王家から引き離せば、あるいは運命は変わるかもしれないとも――。不敬だとして女は拘束されるが、翌朝には煙のように牢から消えてしまい、その後の行方を知るものはだれもいない。

数年後――。
幼いころからずっと、叔母のアンと暮らしてきたソフィーは、いまではタンプル塔という要塞の暖炉係をするようになった。タンプル塔は分厚い石壁に囲まれていて、薄気味悪い。でもソフィーは、ここで暮らすご家族に会うことをなによりも楽しみにしていた。旦那さまと奥さまのご夫婦と、二人のお子さま。ご夫婦はソフィーをいたく歓迎し、ご自身の二人の子ども――マリー・テレーズとルイ・シャルルと一緒にソフィーにも勉強を教え、そして、ソフィーが歌うのをなによりも喜んで、「ボーシャン(美しい歌)」と親しみを込めた愛称で呼んでくださった。

だが、残酷な革命の波から逃れられないことに幼いソフィーも気づいた頃、アンは、驚くべき事実を口にする。
「あなたこそが、陛下の末の王女さまなのです」
そしてここから逃げて占い師を見つけ出し、運命を変えて、と――。
革命期のフランスを舞台にした、少女の一代記の幕が上がる! 王妃マリー・アントワネットの、もう一人の娘の物語。 + 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル ラノベ(ライトノベル) > ラノベ(ライトノベル)
掲載雑誌
レーベル名 集英社コバルト文庫
シリーズ 亡き王女のオペラシオン 関連シリーズ > 亡き王女のオペラシオン
電子版発売日 2023/12/21
紙の本発売日
ページ数:  
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  • ひかりTVブック BLレーベル『pirka2(ピリカピリカ)』

現在N巻まで配信中

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