1980年、女たちは「自分」を語りはじめた　フェミニストカウンセリングが拓いた道

価格	：	1980 円（税込）
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作品内容

「このひとがいなかったら、日本にフェミニストカウンセリングはなかった。
最後の著書になるかもしれないと、明かされなかった秘密を今だから語り残す。」
――上野千鶴子（社会学者）

母、妻としての役割しか求められない女性たちの心理的虚しさは、贅沢な悩みとして取りあってもらえず、夫からの暴力は夫婦間の問題として軽く扱われていた。セクハラという言葉はなく、痴漢は女性に隙があったと責任を転嫁された。1980年とはそんな時代だ。
フェミニストカウンセリングは、「苦しいのは、あなたが悪いのではない」と女性たちへ「語り」を促し、社会の変化を後押ししてきた。
「ノー」を言う、自己主張をする、「自分」を伝えるためにもがいた、連帯の土台。
女性たちが語り、聞いてもらえるカウンセリング・ルームをはじめて作った創始者がエンパワーメントの歴史をひもとく。 + 続きを読む

作品情報

出版社	幻冬舎
ジャンル	ビジネス・実用等 > 教育・学問・資格
掲載雑誌
レーベル名	幻冬舎単行本
シリーズ
電子版発売日	2023/03/08
紙の本発売日	2023/03/08 ( 2020年代 )
ページ数：
対応端末