作品内容
昭和を代表する女流作家、歌人であり芸術家岡本太郎の母でもある、岡本かの子の初期から最晩年までの小説、随筆、評論など約130作品を収録。岡本かの子全集の決定版です。
■目次
愛
愛(旧仮名版)
愛よ愛
秋雨の追憶
秋の七草に添へて
秋の夜がたり
汗
汗
阿難と呪術師の娘
或る秋の紫式部
或る男の恋文書式
ある男の死
ある日の蓮月尼
異国食餌抄
異性に対する感覚を洗練せよ
一平氏に
上田秋成の晩年
動かぬ女
英国メーデーの記
越年
岡本一平論
雛妓
おせっかい夫人
良人教育十四種
男心とはかうしたもの
オペラの帰途
オペラの辻
朧
愚かな男の話
愚なる(?!)母の散文詩
快走
街頭
過去世
風と裾
勝ずば
褐色の求道
家庭愛増進術
かの女の朝
かやの生立
ガルスワーシーの家
家霊
かろきねたみ
川
河明り
狐
気の毒な奥様
兄妹
狂童女の戀
金魚撩乱
唇草
決闘場
健康三題
現代若き女性気質集
高原の太陽
蝙蝠
蝙蝠(旧仮名版)
五月の朝の花(冬樹社版版)
五月の朝の花(古今書院版)
小町の芍薬
渾沌未分
桜
山茶花
時代色
慈悲
酋長
小学生のとき与へられた教訓
生々流転
初夏に座す
食魔
処女時代の追憶
女性崇拝
女性と庭
女性の不平とよろこび
新時代女性問答
新茶
鮨
荘子
雜煮
ダミア
茶屋知らず物語
縮緬のこころ
蔦の門
鶴は病みき
東海道五十三次
豆腐買い
ドーヴィル物語
とと屋禅譚
扉の彼方へ
取返し物語
夏の夜の夢
売春婦リゼット
橋
バットクラス
花は勁し
母と娘
巴里祭
巴里の秋
巴里の唄うたい
巴里のキャフェ
巴里のむす子へ(冬樹社版)
巴里のむす子へ(古今書院版)
春
晩春
百喩経
病房にたわむ花
富士
仏教人生読本
噴水物語
伯林の落葉
宝永噴火
星
母子叙情
窓
真夏の幻覚
マロニエの花
みちのく(冬樹社版)
みちのく(青木書店版)
娘
明暗
桃のある風景
山のコドモ
雪
雪の日(実業之日本社版)
雪の日(修道社版)
呼ばれし乙女
鯉魚
恋愛といふもの
老妓抄(新潮社版)
老妓抄(中央公論社版)
老主の一時期
伯林の降誕祭
私の書に就ての追憶
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