作品内容
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★ 勝率をグンとアップさせる!
★ 「玉の早逃げ」テクニック
★ 相手の駒を遊ばせるワザ
★ 落ち着いて終盤を読む「寄せの戦術」…ほか
★ 実戦の対局に学ぶ「負けない指し方」伝授します!
★ 詰将棋も13題収録
★ 実戦の対局に学ぶ「負けない指し方」伝授します!
◆◇◆ 高橋道雄 九段 からのコメント ◆◇◆
将棋を覚えた人にとっては、最初に訪れる一番の難関。
それが初段でしょう。
級から段になると、
なんだかとても強くなったような気分になるものです。
本書は、そんな皆さんのために、
心を込めて書き下ろした一冊です。
上達に欠かせない考え方や将棋感覚など、
Q&A方式にまとめてみました。
題材は、私が実際にプロ公式戦で戦った
対局をふんだんに使用しています。
プロ対局の臨場感をたっぷりと味わいながら
読んで頂けたらと思います。
正しい形や感覚を養うには、
プロの将棋を見るのが一番です。
中には、長い手順も少し出てきます。
それも一手一手、細かく把握しなくても大丈夫。
図面から図面への大体の流れをつかみましょう。
プロの将棋は、指し手が一手ごとに独立しているのではなく、
前に指した手を継承しています。
ですから手順なのです。
とはいえ、将棋を必要以上にむずかしく考えることはありません。
カラーイラストも楽しみながら、のんびりと読みましょう。
本書を繰り返しお読み頂ければ、
いつの間にか大きく上達しているはずです。
目指せ初段!
高橋 道雄
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 第1章
初段になるためのベストノウハウ21
*1 得意な戦法の指南書は
実戦で指すことを前提として読もう
*2 苦手な相手や戦型との実戦は
レベルアップのチャンス
*3 バランスを保てば、
序盤で大差はつけられない
・・・など全21項目
* コラム1
歩がぶつかりやすい相矢倉戦
☆ 第2章
初段になるための「負けない」指し方
*22 攻める前にしっかりとした陣形作り
負けない将棋への第一歩です
*23 攻める前に自玉を見る習慣をつけよう
危険を感じたら、いったん守ります
*24 押さえ込みをねらうときは徹底して
飛車を攻めるのが勝ちに繫がります
・・・など全11項目
* コラム2
たまには振り飛車も
☆ 第3章
初段になるための「寄せ」のコツ
*32−1 “王手こそ最強の一手”
まずはこの考えを消し去りましょう
*32−2 プロでもいつも完璧ではありません、
王手の掛けすぎによるミスも!
*33 玉は下段に落とすようにするのがコツ!
寄せの戦術として、一番の基本です
・・・など全11項目
* コラム3
本当に指したい将棋
☆ 第4章
初段になるための高橋流「格言」あれこれ
*41 格言その一
駒をガッチリ連結、固さ倍増!
1*42 格言その二
玉の側に全軍を集結せよ!
*43 格言その三
見た目以上に粘り強い端玉形
・・・など全11項目
※ 本書は2012年発行の
「これで初段になれる! 将棋 実力アップのコツ50」を元に
加筆・修正を行った新版です。
◆◇◆ 高橋道雄 九段 のプロフィール ◆◇◆
昭和50年6級で故・佐瀬勇次名誉九段の門に入る。
52年初段。
昭和55年四段。
昭和57年五段。
昭和58年第24期「王位戦」で、五段として初めてのタイトル獲得。
昭和59年六段。
昭和60年第26期「王位戦」でタイトル獲得。
昭和61年七段。
第27期「王位戦」防衛。
第12期「棋王戦」でタイトル獲得。
昭和62年第26期「十段戦」でタイトル獲得。
昭和63年第9回「日本シリーズ」で優勝。
平成元年A級に昇格、八段。
平成2年九段。
平成4年第8回「天王戦」で優勝。
平成8年第9回「竜王戦」1組優勝。
平成12年将棋栄誉賞(通算600勝)受賞
平成26年将棋栄誉敢闘賞(通算800勝)受賞。
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