作品内容
「発声」が制限される現代、からだに忍び寄る
「見えないトラブル」とそのリスクとは?
コロナ禍で見過ごされがちな「声の老け」。
それは声にとどまらず、身体全体にも影響を
及ぼす重大な問題だった!
マスクとディスタンスがもたらす、
「見えない不調」について専門家が、
予防法と対応策についてわかりやすく答える。
* * *
なぜ、コロナ回避の対処法が、ジャブとして襲いかかってくるのでしょうか。
そして、コロナ回避の対処法に潜む、思わぬリスクとは何なのでしょうか。
コロナ回避の対処法を行うことで、わたしたちは前代未聞の「声を出さない」
日々を過ごしているということになります。どのような筋肉も使わないと衰
えます(略)本来、生命を守るはたらきをしている声筋が、数年後に「サイレ
ントキラー」として負の注目をされないために、いまジャブによるリスクと、
回避する術を伝え、多くの面で予防が可能だという認識を広めなくてはなら
ないのです。――(本書より)
目次
はじめに
イントロダクション:声筋が衰えると生じる3つの大きなリスク
これらのリスクは他人事ではない!
誤嚥性の肺炎・死亡が増えるリスクも
声のトラブルから職場で配置転換になることも
居場所を失って、心身が急激に弱るリスクも
第1章 コロナは声筋に何をした!?
軽く見てはいけないコロナのジャブ
データに明らかな「発声障害」増
コミュニケーションの量と質、そして意欲も低下する
コロナのジャブの影響が出やすい人は?
コロナの後遺症などパンデミックの直接的な影響
第2章 生命を守る声を出そう!
声筋コンディションをチェックしてみよう
朝・昼・夜、どうやって声を出す?
これだけは絶対NG! 覚書
性差に基づく声筋ケアのポイント
第3章 声筋はどう「生命と関わる」のか
声筋が人類を繁栄させ、QOLを変えてきた
第4章 プロもやっている声筋ケア法
声筋は絶対に裏切らない
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