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私のポーランド

私のポーランド

作者: 阪本楠彦

価格 1,100(税込)
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作品内容

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一つの民族が他の民族を理解するには、すくなくとも三年の滞在が必要なのではないでしょうか。それも滞在一年で、その国の言葉が自由に話せるようになり、その国の人といっしょに笑い、いっしょに泣けるようになったと、仮定しての話です。であるのに、安田城攻防戦のさなかで学びはじめたばかりの私のポーランド語で、いったい何がわかることやら?
 ワルシャワにつくなり、ポーランド以外のことはすべて忘れました。ポーランドを好きになり、ポーランドに体当たりしてみました。会話能力は「十を聞いて一を知る」ていどでも、畑へいって、農具のつかい方をおそわったり、仕事を手伝ったりすることなら、万国共通の「手まね足まね語」でできます。農学者の特権ということかもしれません。農民のなまな感情を、そんなふうにして汲みとることに、最大の努力をかけたつもりです。そして私なりに理解できた私のポーランドを、まとめてみたのがこの本です。(「まえがき」より)
目次
まえがき
第1章 やせた土地で
 平らすぎる/軽い砂質土/空想歴史学/泥炭地の雪どけ/世界一のライ麦国/ジャガイモに支えられて/小農は働く/呑むヒマもなしに/労働者はちがうが/役人根性/外貨のために
第2章 わけがわからぬ価格
 公式レート/旅行者レー卜/ 「ボーナス」の登場/ひとつの試算/ドル・ショップ/単一為替レートは悪か?/ 一万四千円の月給/住宅事情
第3章 農産物価格のさまざま
 牛乳は安い/生産者乳価も安い/草を追う労働/高い青果物/ 「不足の経済」の遺物/六―七月のトマト/温室百万長者/生産者価格の三本立/供出価格の安さ/共産党・農民党・民主党/農業経済学者たち
第4章 農業と工業のあいだ
 投機とのたたかい/義務供出制の誕生/蓄積の源泉となった農業/あたらしい時代へ/農工の価格関係/家庭労働のはげしさ/流通税と工業「生産所得」/成長率にしても/誇りたかい民族/特異な人口現象/ゆとりの限界
第5章 共同化の実験
 慎重だったスタート/私有との妥協/飼料いっさい組合まかせ/(以下略)
第6章 馬を追っ払え
 農業サータルとは?/本命でない直営/悪路の功罪/サークルの毎朝/ままならぬ故障/(以下略)
第7章 個人農はどこへ?
 零細農「切りすて」/法は浸透したが/青年は見すてる/離農促進/(以下略)
第8章 国営農場のあらまし
 見た日となかみ/オーデル・ナイセ以東/分散か集中か/(以下略)
第9章 警察という名の終章
 張られていた網/ 「何かほかの目的」/すなおすぎた私/カバンの中/地下牢に入れる!/女と寝ない罪/(以下略)+ 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル 小説・文芸 > 文芸小説
掲載雑誌
レーベル名
シリーズ UP選書 関連シリーズ > 私のポーランド
電子版発売日 2021/06/11
紙の本発売日 1970/06/01 ( 1970年代 )
ページ数: P270
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