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現代と実存

現代と実存

作者: 原佑

価格 1,100(税込)
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作品内容

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本書の初版が単行本として出版されたのは、一九六〇年の四月である。しかも本書には、初版発行からさらに十年近くさかのぼった時期に執筆された論文すら収められている。したがつて、本書かUP選書の一冊として改めて陽の目をみようとする現在からすれば、最も早い執筆時期との間には、ほぼ二十年の歳月か経過したことになる。しかし、この二十年間の社会の歴史的変化にもかかわらず、本書が取りあげたいくつかの問題は、今日すでに解決ずみとは必ずしも言えず、なによりも、いかなる時代にあっても人間への問題意識を堅持することこそ、哲学の不変の課題であると思われる。時代への歴史意識のうちから人間存在を問いなおそうとした本書が、今日でもなお何ものかを示唆しえているものとすれば、本書の著者としては望外の幸せである。(「UP選書におさめるにあたって」より)
 本書に収められた諸篇は、巻末に一括して示しておいたとおり、すべてみな、なんらかのかたちで一度すでに発表したものであり、そのほとんどが、与えられたテーマにしたがって書かれたものである。こんど著作としてまとめるにあたり、いくらかの加筆や削除をこころみたが、それも、発表当時の論旨と原型をくすさない程度にとどめた。ときとして叙述に重複のみられるのも、このためである。本書の諸篇の執筆期間は、ほぼここ十年にわたっている。十年にわたる個々の諸篇であるにもかかわらず、そこになんらか一貫した課題が指摘されうるとすれば、それは、現代の歴史的状況のうちで人間をとらえてみるということであると言ってよい。今日という困難な時代にあっては、外への広い視野と内への深い沈港とがたがいに裏づけあってはじめて、真に根をおろす人生。世界観が形成されうる。この前提から著者は一つの人間把握をこころみようとしたが、人間を可能的存在者としてとらえ、人間はたえず可能性の状態におかれているとみなすことが、今日の人生・世界観の形成になにほどかの示唆をあたえることを、著者はねがうものである。(「あとがき」より)
目次
P選書に入れるにあたって
 I 人間への問
? 実存論的諸考察
 1 自殺
 2 悪
 3 幸福
 4 愛
? 二つの問題
 1 ニヒリズム
 2 人間の自己疎外
? 現代と実存主義
 1 現代の危機と実存主義
 2 実存主義における政治意識
 3 二十世紀思想における人間像
あとがき+ 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル 小説・文芸 > 文芸小説
掲載雑誌
レーベル名
シリーズ UP選書 関連シリーズ > 現代と実存
電子版発売日 2021/06/11
紙の本発売日 1970/02/01 ( 1970年代 )
ページ数: P240
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