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文化と国家 上

文化と国家 上

作者: 南原繁

価格 1,100(税込)
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作品内容

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この書は、大戦がようやく終った一九四五年暮から、サンフランシスコ講和条約成立の一九五一年末まで、満六ヵ年、著者が東京大学総長の職にあった期間に、おおむね東大を通じて、あるいは時の国会において、試みた講演や演説を集録したものである。そこに収めてある『祖国を興すもの』『人間革命』『真理の闘い』『平和の宣言』『大学の自由』の各編は、それぞれその都度単行本として発刊されてあったのを、ここにまとめて一書としたものである。ただその際、以前にはなかったものを一、二付け加えたが、とくに憲法審議のときの特別委員会の議事録を載せたのは、将来何かの資料にもなろうかと考えたからである。
 全体を通じて本書の焦点は、わが国有史以来の敗戦と崩壊に遭遇して、われわれはいかにして祖国を興し、新日本文化をつくり成すかということに向けられてある。
 日本の再建は十年や二十年の歳月で成るものではない。世代と世紀をかけての国民共同の不撓の事業でなければならない。なかんずく青年学徒をはじめ、われわれ文化と教育の業にたずさわる者たちにとっては、それは政治社会問題以上に、人間と文化の理念についての考え方、人間の精神と真理追求に対する根本態度の問題である。
 本書に述べられた思想が、あの昏迷と苦難の時期において多くの同胞と分かちもった嘗ての日の単なる影像でなくして、将来にわたって変ることなき、新日本文化と国家建設のための一つの思想的・精神的指標として役立つならば、この時代に生きた著者の幸いこれに過ぎるものはない。(「序」より) 本書はその上巻
目次
UP選書版への序

I 祖国を興すもの
 まえがき/新日本文化の創造/戦歿学徒を弔う/大学の理念/天長節/真理と個性/祖国を興すもの/新憲法発布
? 人間革命
 まえがき/民族の再生/科学と人間形成/大学の自由と使命/人間革命と第二産業革命/憲法改正その一/憲法改正その二/退位の問題/教育と国家/精神革命/人格と社会/学園の復興と新文化の創造/教育の理念+ 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル 小説・文芸 > 文芸小説
掲載雑誌
レーベル名
シリーズ UP選書 関連シリーズ > 文化と国家
電子版発売日 2021/06/11
紙の本発売日 1968/06/01 ( 1960年代 )
ページ数: P260
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