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治療の悪夢 上

治療の悪夢 上

作者: 佐久間昭 / 平沢正夫 / モートン・ミンツ

価格 1,100(税込)
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作品内容

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薬の場合、効かないこと、つまり、本当の有用性がないことは、一般の使用者はもちろん、専門の医師でさえも、はっきりと知ることができないのが普通である。多かれ少なかれ、病気は自然になおる傾向をもっている。また、多かれ少なかれ、医師の側にも患者の側にも、信頼して使う薬は「あばたもえくば」にみえる、プラセボ効果というものがあらわれる。したがって、本当に効きめをもたない薬でも、効いたようにみえてしまうのが普通である。
 危険性がなければ、このような無効な薬でもよいようにみえるが、薬に限っては、無効・無害が、すなおに、無益。無害に通じない。無効であるということはしばしば「有害」である。なぜならば、よりよい治療を妨げることになるから。
 このように、純医学的なベースで薬を論じることは、決してやさしい問題ではないとしても、さらに、社会的、商業的なベースで薬を論じる段になると、格段に複雑で困難な問題に変わる。薬のあるべき姿、つまり、薬を使用する(ないしは、使用される) 一般大衆にとって好ましい姿をえがきつつ、ごく少数の人々が戦い続けてきた、アメリカにおける歴史と現状を記したものが本書である。(「訳者まえがき」より)。本書はその上巻。
目次(抄)
訳者まえがき
原著者からの日本版への序文
感謝のことば
まえがき
一九六七年版のまえがき
第一章 治療の大過失
第二章 価値のない薬の危険
第三章 成功はニュース、失敗はノン・ニュース
第四章 米国医師会の驚くべき姿
第五章 食品薬品庁のドアをノックするのは誰?
第六章 食品薬品庁11・蝕ばまれる情熱
第七章 薬のテスト
第八章 天下無敵の製薬業+ 続きを読む

作品情報

出版社
ジャンル 小説・文芸 > 文芸小説
掲載雑誌
レーベル名
シリーズ UP選書 関連シリーズ > 治療の悪夢
電子版発売日 2021/06/11
紙の本発売日 1968/05/01 ( 1960年代 )
ページ数: P280
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