作品内容
昔はどこにでもあった少し不思議で大切な何か、
そんな何かを思い出させる優しさあふれる日常物語。
不思議と感動がいっぱい。
都会から遠く離れ、豊かな自然に囲まれた黒沼村。
村の傍にある森の奥には〈禁忌の場所〉があったが、
村人たちは森を愛し、そこにおわす神々の存在を信じていた。
村で生まれ育った中学生の桜大(おうた)も、不思議なできごとをいくつも体験してきた。
「センセイ」と呼ばれている謎の男に導かれ、桜大が森で見出すものとは−−。
日本の原風景を鮮やかに描き出す、優しく心温まる物語。
〈目次〉
四季うつり
センセイ
あとがき
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