作品内容
「普遍」を標榜する神と金と革命思想は理想を追求する過程で共闘と排斥を繰り返した。壮大な歴史から3すくみのメカニズムを解明する
第一章 キリスト教の神と金
一 自然法思想と神
二 神から金へ
コラム この世の富の意味
第二章 神と革命
一 ロシア革命とキリスト教
二 ラテン・アメリカでの共闘
三 ヨーロッパの場合
四 神の生き延び方
コラム 革命から神へそして金へ
第三章 三位一体
一 シャルル・ペギー
二 エリック・サティ
三 岡本公三の場合
四 ガイヨー司教
第四章 近代日本の革命とキリスト教
一 近代日本とキリスト教
二 近代日本と社会主義
三 明治日本と信教の自由
コラム 日本的無宗教の裏事情
第五章 東アジアの神と革命
一 孔教論争
二 朝鮮半島と孔教
終章 仮置きの神
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