作品内容
身近な疑問から見えてくる知識社会の限界 大したものは要らないことを、そろそろ学びましょう。
「人間は、意識だけでできてるわけではない」より<抜粋>
~基本的に私どもは意識の世界に住み着くというくせをつけてしまった。その方が意識にとっては居心地がいいわけで、なぜならばそういう世界にはゴキブリがいないからです。ですから、あのゴキブリを追っかける執念というのは私は非常に興味があるのでいつも見ています。どうしてあんなか弱い生き物が気に入らないのか。しかしその裏には非常に深い、何か根の深いものがあるのです~
本書は二〇〇一年三月、白日社より刊行された『脳と自然と日本』を加筆修正し、大幅に改訂したものです。
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