華舞鬼町おばけ写真館　祖父のカメラとほかほかおにぎり

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作品内容

黄昏の薄闇に包まれた街に、ぼんやりと提灯の灯が浮かぶ。通りは煉瓦や木造の建物で明治か大正時代のレトロな雰囲気。家々からは異形の影が現れる。ここは華舞鬼町、新宿とはちがうもう一つのカブキチョウだ。大学生の那由多（なゆた）は東京神田の万世橋で、祖父の形見のカメラを盗まれてしまう。しかも、しゃべるカワウソに。二足歩行で建物の隙間に逃げ込んだカワウソを思わず追いかけた那由多、しかしビルの隙間から抜けたそこは、さっきまでいた秋葉原の街並みではなかった……。異形に襲われそうになったところを、粋な羽織を被った青年、狭間堂（はざまどう）に救われる。「ようこそ、おばけの街、『華舞鬼町』へ。華舞鬼町総元締めの狭間堂は、きみを歓迎するよ」彼は異形ではなく、人間だというが一体その正体は？ + 続きを読む

作品情報

出版社	KADOKAWA
ジャンル	小説・文芸 > 文芸小説
掲載雑誌
レーベル名	角川ホラー文庫
シリーズ	華舞鬼町おばけ写真館関連シリーズ > 華舞鬼町おばけ写真館
電子版発売日	2018/10/19
紙の本発売日
ページ数：
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