作品内容
成功する男はみな「大きな嘘」をつく
―――ホンモノの男の嘘は狐高である
デキる男、モテる男に変わる49のこと
成功者はペルソナ(仮面)をかぶっている。
「嘘もつき通せば本当になる」
―――これが彼らの「真実」なのだろうか。
私の経験上、ナンバー2、番頭タイプの人間に、嘘つきは多かった。
彼らは外面がよく人気者タイプで、一見「とてもいい人」のように見える。
しかし相手に悪感情を抱かれることを恐れて、小さな嘘を重ねてしまう。
いい人か、悪い人かは別として、小物には違いない。成功者ではないのだ。
では、大物のつく嘘とは、どのようなものなのか?
彼らは、巧妙に嘘をつく。大きな嘘をつく。戦略的に嘘をつく。
自分を大きく見せるため、虚勢を張るために嘘をつく人もいる。
人をだます快感を追い求めているように見えることさえある。
もしかすると、彼らはいつも不安で、安堵を得られない状態にあるのではないだろうか。
デキる男性にとって、嘘と真実は、紙一重のものである。
実像と虚像の間を常にさまよっている。
本書では、デキる男性、成功する男性の「嘘」と「男女観」について掘り下げている。
これらは、成功者の隠された本質を浮き彫りにできる重要ポイントであるからだ。
世界中、各界の成功者に接した体験をもとに、
彼らの行動原則や具体的例、私なりのオリジナルな考察を提示したつもりである。
これから成功を手に入れようとしている人たち、
あるいは成功者を理解しようと思っている読者の参考にしていただければと思う。
■目次
●第1章 成功する人間は「非情」と「裏切り」を心得ている
●第2章 オトコには「ニセモノ」と「ホンモノ」の二種がある
●第3章 モテる男は、「本気」と「ソノ気」を使い分ける
●第4章 強い男と女には、「不純な動機」と「強がりの美学」がある
・強い男は、「フェードアウト」で逃げたりはしない
・成功者は、「燃える下心」を人知れず持っている
・チャンスをつかむ男は、三回までに“決める”
・そこはもう、割り切って! 達人は心得ている
・野心のある男は、“女性に”安住しない
・金で愛は買えないが、金は女の「呼び水」にはなる
・逆玉に乗っても、「マスオさん」では終わるな
・ケチ道だけでは、決して大物にはなれない
・「いい人」とは、「存在しない人」という意味である
・成功は、最大の復讐である
・「成功者」と「強い男」は、必ずしも一致しない
■著者 いつか
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