作品内容
親鸞聖人があきらかにされた教えにふれる同朋選書シリーズ46
真宗門徒が大切にする「聞法」とは、いったいどういうことなのか…。
宗祖親鸞聖人の言葉を憶念しながら、師友との出会い、何気ない日常生活での出来事をとおして、我が身を教えられてきた著者自身の求道の歩み、“聞法の生活”が、日記調のやさしい言葉でつづられた一冊。
【目次】
一 人間であることの悲しみ
道を求める/善悪の字しりがおは/「われら」がための悲願/慙愧のこころ/彼岸の声/木石/愚身を生きる/大事な忘れ物/如来の命/食わずには生きてゆけない/あなたは神なのか/感謝の宗教/非常の言
二 深信自身
自身を深信する/御同行・御同朋/凡夫の悲嘆/凡愚に道あり/恥ずかしい/宿業の自覚/本当の危機/呵責
三 東義方さんの詩
存在の重み/「聞く」ということ/なんという無惨
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