作品内容
うつ病は、心の病気ではありません。
心身ともに許容量をオーバーしてしまい、
脳がパンクして発症する「脳の病気」です。
「自分は大丈夫」と、自信がある人ほど危険なのです。
こんな症状が出たら「うつフラグ」=「危険信号」です!
・仕事が好きで、気づくとたくさん「やるべきこと」を抱えている
・湿疹やじんましんなど体の表面に異常が現れる
・寝つきが悪い、眠りが浅い、短時間で目が覚めてしまう
・胃や腸の不調が続き、薬も効かない
・寝ても寝ても疲れが取れない
・睡眠薬や精神安定剤などの薬に恐怖心がある
・食欲がない、だるいなど、夏バテに似た症状が続く
・集中力、思考力、判断力が低下してきた
・「この先よくなることなんかない」「死にたい」と思うことがある
うつ病は本当に苦しい病なので、できれば誰にもなってほしくありません。
私の経験を細かく振り返る中で、皆さんが生活の中で早めに異常に気づき
適切な対処ができるヒントになれば幸いです。 ──本文より
「うつ病」は、日本人の13人に1人が罹患している、いまや「国民病」ともいえる病気です。そして、普段から感じがちな「ちょっとした不調」が、その予兆であったりもするのです。
明るく前向きで頑張り屋、人生も仕事も謳歌して、一見何の問題もなさそうな人ほど陥りがちなワナを、うつ病を克服した元日本テレビキャスター、丸岡いずみさんが、実体験をもとに「ここで気づけば重篤化しない」というターニング・ポイントを、医学的根拠とともに解説したのが本書です。
経験者だからこそわかる精神疾患や薬への抵抗感、そのときどきの感情や状況を包み隠さず明かしており、うつ病に悩んでいる人、うつ気味だと感じている人の役に立つ情報が満載です。
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