作者: 安部龍太郎 / 藤原芳秀
※WebIDからdアカウントへ移行すると、dポイントをためる・つかうことができます。詳しくは こちら
「武士道といふは、死ぬことと見つけたり」常に死を覚悟して事にあたれば、出来ぬことなど無し。鍋島の「曲者」とは、そういう覚悟をもった者のことである。その信念を抱いて光茂の小姓となった時、松亀(後の山本常朝)はわずか9歳。その後、光茂の熱望した「古今伝授」のために古今和歌集全二十巻一千百十一首をすべて諳んじてみせ、藤原定家の子孫・三条西家との交渉をねばり強く続けたのもすべては主君のため。現代人が忘れ去った「何か」がここにある。 + 続きを読む
カートに入れる
現在N巻まで配信中
表示切替 :