作品内容
姉のカグヤと違い、妹のミコトは天才ではなかった。少なくとも、ミコト本人はずっとそう考えてきたし、そう考えざるをえない十分な理由がった。退魔士養成校での敗北の記憶。偽りの首席卒業。同級生の退魔士宝来ジュエに決闘で完全に負けたミコトは、それでも首席卒業の体面を保つのにある取引をする。ミコトはその取引によって、若く無垢だった体に快楽の味を叩きこまれ、マゾの種を植え付けられた。二度と負けるわけにはいかない。姉と並び立つために、自分が一番でなければならない。そう覚悟したミコトは、川澄家の先祖が太古に封印した幻獣の封印を解き放った。【摩伽羅】と呼ばれるその幻獣はミコトに憑依し、大きな力を与えた。並の退魔士が束になってもかなわない圧倒的な法術。知性と意志をもち、ミコトを助けるパートナー。しかし、すべてのものには代償がある。ミコトは力を得たかわりに、その肉体を摩伽羅によって弄ばれることになる…タクシーの中で羞恥プレイ…公衆トイレで触手に絡めとられ…さらには無数の透明の手を持つ妖魔に街の中で…しまいにはラブホテルに連れて行かれてガラの悪い一般人に…!?
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