作品内容
港町シーカポートで対峙するラーンハイム軍と革命組織シュメルツヘイム。この睨み合いに終止符を打つため、軍は『ギッシェルミナ』の投入を決定する。パイロットに代償を課すことで強力な能力を発動させるギルタオン―その中でも、ギッシェルミナは、ラーンハイム最強と言われている。パイロットは残虐無比。神を自称する痛い奴だが、実力は折り紙つき。町が滅ぶ可能性すらも秘めている。一方、ヤシャナの計画の一環で、ライクに養子の話が舞い込んできた。王族にして、ラーンハイム軍の中将のガラハルドという男が、息子になるよう要求してきたのだ。彼により、ライクはヤシャナの計画を知ることになる。しかし、軍を信用することができないライクは疑心暗鬼に陥ってしまう。シーカポートは、軍により完全に包囲される。ガラハルドの率いる巨大戦艦マキッドゴイル。そしてギッシェルミナ。英雄グラカリム。さらには、友人だったメサイア。世話になったシュメルツヘイムが追い詰められようとしている。だが、ライクはシャミーたちを見捨てたくなかった。
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