作品内容
豊はクンニがとても上手だった。
それは年齢的なものと、愛情のこめ方によって、左右されるように思われた。
夫の場合には、余裕というものが感じられなかった。彼は愛撫するより、愛撫される方を好んだからだ。それも特定の年上の女を相手に、間接的に……。
好色という意味では、豊の方が勝っているだろう。ただがむしゃらに舐めまわすだけの夫の愛撫と比べたなら、どんなにか猥褻でいやらしい……
女流官能作家浜里ルリによる、問題作。甘美なストーリー&刺激的な描写。淫らさを追求しながらも、女性心理の内側をえぐり、性への優美な女心を描く+ 続きを読む