作者: 高谷昇
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気だるい日曜の朝。ニュースに知り合いの吉本が映っていた。殺人事件を起こし、いや相手がロシア要人であったが為に国際問題へと発展しようとしていた。私は、知り合いを擁護したくてブログを書く。その為には、このエピソードとあのエピソードをと欲張りな私は、覚束ない記憶を元に尾ひれの付のおぼろな肖像をブログに書き出した。こうなったらついでに私のことも書かなければ。そんな袋小路へ入り込むと結局、知り合いのためなのか私のためだったのか。私はワケがわからなくなって。 + 続きを読む
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