作品内容
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『源氏物語』千年の華麗な色彩を総覧
平安王朝の多彩な「襲の色目」を『物語』五十四帖に沿って再現。光源氏の愛した色と装束。そして女人たちの美妙な衣装がいま甦る。
『源氏物語』五十四帖を丹念に読みつつ、その「平安博物誌」と賞賛される記述の中から、色と衣装に関する部分を引き寄せて、往時の染色法そのままに再現した《夢をみる》ような色彩辞典。
「正等なる異端」とよばれ、日本の伝統色を草樹花実から汲みだしている色彩界の第一人者《吉岡幸雄》が半生をかけて挑んだ偉業が、いまここに結実した。
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