作品内容
人見知りの女の子が、保育士になりました――。
保育士の喜怒哀楽と「子どもの素顔」を描いた、
圧巻のコミックエッセイ。
イラストレーター・河原ちょっと氏が
自身の12年間の保育士経験を、コミックエッセイとして初めて描きました。
1歳年齢が違えばまったく勝手が違うという保育園。
その中には、たくさんの「不測の事態」と
親さえも知らない「子どもの素顔」があるといいます。
保育士になった「人見知りの女の子」にとっては、
悩みは子どもとの関係ばかりではありませんでした。
家族との関係に悩み、職員との関係に悩んだといいます。
そんな新米保育士が身体を張って子どもを守り、
育てる姿が描かれています。
その姿に子どもたちも心を開き、
少しずつ心を通わせていきます。
保育士も子どもも、理解し合うことで成長していく、
親のいないところで繰り広げられる「舞台裏の成長物語」は、
まさに「第二のドラマ」として心の奥深くに響きます。
適切な距離をとって子どもの成長を見守る姿には、
親として学ぶところもたくさんあります。
憎たらしいこともあれば、愛らしいこともある――。
子どもは思い通りにいかないことだらけ――。
でも、子どもが成長する姿を近くで見られるのはやっぱり幸せだと、
子育てに前向きになれる一冊です。
随所にコラムもあり、
保育園の裏話や知っておくべき情報も多数掲載されていて、
参考にしたい一冊にもなっています。
かわいいイラストも必見です。
*目次より
●子どもからの洗礼
●「貸して」と「返して」
●危険かどうかの判断
●保育士を殺すには「雨が三日」
●親の代わりにはなれない
●保育士は天使なんかじゃない
●「お母さん大好き!」が1番
●病気の時の保育
●命を預かるのは命がけ
●別れの日
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