私本太平記（八）

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作品内容

湊川に繰り広げられた楠木軍の阿修羅の奮戦。さしもの正成も“敗者復活”の足利軍に制圧された。正成の死は、後醍醐方の大堤防の決壊に等しかった。浮き足立つ新田義貞軍、帝（みかど）のあわただしい吉野ごもり。その後の楠木正行、北畠顕家の悲劇。しかし尊氏も、都にわが世の春を謳うとは見えなかった。一族の内紛？勝者の悲哀？彼は何を感じていたか。終章「黒白問答」が、その解答である。 + 続きを読む

作品情報

出版社	講談社
ジャンル	小説・文芸 > 歴史・時代小説
掲載雑誌
レーベル名	吉川英治歴史時代文庫
シリーズ	私本太平記関連シリーズ > 私本太平記
電子版発売日	2014/08/01
紙の本発売日	1990/05/11 ( 1990年代 )
ページ数：	P396
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