作品内容
〈贈呈者(プレゼンター)〉事件で怪我を負った月見里総(やまなし そう)は、短い休暇を経てようやく現場に戻る。総の指導員の四月朔日咲(わたぬき さき)はまだ復帰せず、総は、嘘を見抜くJ能力〈嘘発見器(ポリグラフ)〉を使う百目鬼鏡(どうめき かがみ)とコンビを組まされる。強烈な存在感を発揮する鏡に困惑しながらも始まった任務の中で、瞬間移動のJ能力者・志倉文(しくら あや)に出会うこととなる。一方、咲は里帰りし帰京した路地裏で、刀使いの少女に襲撃される。使われた剣術は、四月朔日流の分家の五月乙女(さおとめ)流。咲は亡き兄・優哉(ゆうや)の許嫁であると気がつき、応戦するが逃亡されてしまう。J犯罪者集団ジューダスの幹部〈封印者(シーラー)〉は、計画のために必要であった瞬間移動能力を持つ志倉文を知り利用を企て、遂に計画を発動する。戦いの中で、総はJ能力がもたらす闇の深さを知り、咲は、三年前に自らが犯した罪の重さに直面する――。罪と絶望の深闇が広がる、異能バトルアクション第二章!!
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