作者: 浜田義一郎
※WebIDからdアカウントへ移行すると、dポイントをためる・つかうことができます。詳しくは こちら
村の金持、こたつを作ると、村の者めずらしがり「隣の与次兵衛どんのところでは、畳を四角に切って四本柱を立てて組み、天井をつけた。あれは何じゃ」といって見に来る。あとから行った者、帰ってから「残念な、遅かった。もう布団をかけて見せなんだ――(こたつ)」。江戸時代、人々に愛され語りつがれた艶噺、こっけいな話を、当時の気分を伝える訳文で送る、ひとつの「生活史」。今に使える笑いのいろいろ。 + 続きを読む
カートに入れる
現在N巻まで配信中
表示切替 :