作品内容
走ることが大好きで、速くなるための努力を惜しまない少年・一等賞(いっとう しょう)。初参加の「大東京マラソン」で常識を超える走りを見せ、ライバル選手と観客に大きな感動を与えた。だが、酷使を重ねた彼の体はゴール寸前で静かに崩れ落ちる。「これからは歩くのがやっと」と医者は宣告した。もはや、マラソンランナーとして再起不能なのか!? さらに、恩師の内村コーチからは絶縁を申しわたされる。孤独と不安にさいなまれながら、賞は126キロを走る超ロングレース「琵琶湖ウルトラマラソン」に挑戦することを決意。フルマラソンの3倍、平均12時間かかるという長い長い道のりがはじまった……。走ることの辛さと、そして楽しさ、美しさを描いた感動の熱血スポーツ巨編、第10巻(全16巻)!!
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