作者: 深町薫
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祐一が看護師をしていたゆかりと結婚して一年。近頃、原因不明の勃起障害で妻を自らのモノで満足させてやれないことに不甲斐なさを感じていた──。祐一が勤める個人経営の薬局は、年の頃は五十の社長・大崎と夫人の三人で切り盛りしている。しかし、接客にあたっていた夫人が入院したことから、大崎はしばらくの間ゆかりに店番を頼みたいという。祐一は二つ返事で了承してしまったことをすぐに後悔した。若く美しいゆかりに、いやらしい大崎が手を出したりしないだろうか、嫌な予感がしていた。 + 続きを読む
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