作者: 富島健夫
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塚本と小夜子は空路東京に出てホテルに投宿した。相手の竹田夫妻に会ったのは新宿の喫茶店である。夕方の6時。目印は、竹田夫人の胸の白いバラと小夜子の胸の赤いバラ。小夜子たちが入っていったとき、竹田夫妻はすでに窓際の席に並んで腰かけていた。すぐに気がついた小夜子は、まず夫人をみつめた。男よりも同性を観察したのである。 + 続きを読む
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